女優の佐津川愛美が、28日(20:00~)に放送されるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 season21』第2話に出演することが分かった。
第1話では映画『科捜研の女 -劇場版-』(公開中)に続いて榊マリコ(沢口靖子)の別れた夫・倉橋拓也(渡辺いっけい)が姿を見せたが、第2話では『劇場版』での不審な行動で捜査を混乱させたウイルス学研究者・秦美穂子(佐津川)が登場。“特殊清掃人”に転身し、防護服+ゴーグルという衝撃の姿で、マリコの前に立ちはだかる。そんな第2話でマリコが挑むのは、アパートの一室で女性の刺殺体が見つかった事件。証拠を探すべく現場の再鑑定に向かったマリコは、薬剤で部屋を洗い流そうとしていた防護服姿の人物……美穂子の姿にがく然とする。
劇場版では、科学者連続不審死事件の鍵を握る天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)に心酔し、マリコたちに憎しみの目を向けていた美穂子。現在は特殊清掃会社の代表・阿武隈忠(谷田歩)に強い影響を受けていることが判明し、さらに事件にかかわる重大な疑惑が浮上する。
沢口は「蒸し暑い日にエアコンがかけられない状態での撮影のときのこと。防護服を着てゴーグルをつけ、汗をびっしょりかきながらも役を楽しんでいらした姿が印象的でした」と佐津川の熱演をたたえるとともに、「美穂子はあまりにも人を崇拝してしまう、少し危なかっしいところがある女性。『劇場版』に続き、今回もかなり強烈なスパイスを物語に与えてくれています。彼女が事件にどう関わっているのか……。物語をかく乱させる美穂子にも注目してほしいです」と呼びかける。
一方、再び美穂子役に挑んだ佐津川は「科捜研チームは本当に雰囲気が良くて素敵なので、また皆さんとお会いできてとてもうれしかったです。『おかえりなさい』と受け入れてくださったのも、ありがたかったです」と撮影の感想を述べ、美穂子というキャラクターについて「自分が信じるものに対する真っ直ぐさが、とにかくすごいです。現場で皆さんとお話していたとき、美穂子は『尊敬する人』という“推し”がいなければ生きていけない人なのかもしれないという意見をいただきました。行動原理がすごく腑に落ちて」と解説。
また第2話では、被害者の隣人で遺体の第一発見者であるカフェ店員・北村沙織(奥山かずさ)も登場。2018年に『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で女優デビューし、『先生を消す方程式。』(20年)、『泣くな研修医』(21年)などに出演してきた奥山が、不審な行動で捜査線上に浮かぶ沙織を繊細に演じる。