モチベーションアカデミアが運営する学習塾「モチベーションアカデミア」は10月12日、「大学受験勉強に関するアンケート」を発表した。同調査は9月17日~21日、大学受験を目指す中学生・高校生の子どもを持つ保護者様300名を対象に、インターネットで実施した。
子どもに何を期待するのか尋ねたところ、最も多かった回答が「本人がやりたいことを実現すること」(64.7%)だった。高校受験や大学受験などの進学に向けた学力や学歴を高めることよりも、子ども本人がやりたいことを見つけ、それを実現する力を身につけることへの期待が大きいようだ。2位は「安定した職業に就くこと」(34.3%)、3位は「得意なことや好きなことをさらに上達させること」(27.3%)だった。
今の子どもを見て、将来社会に出て活躍できそうだと思うか聞くと、60.7%が「どちらともいえない」「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」と答えた。
子どもが将来社会で活躍できそうにないと思っている理由について尋ねると、「主体的に物事に取り組む姿勢が少ない」(48.7%)、「計画立てて物事を進めることができない」「将来の目標が定まっていない」(各43.6%)が上位を占めた。
学習塾に求めることについて尋ねたところ、1位は「学校の成績を上げること」(34.7%)、2位は「受験に向けた対策を進めること」(28.3%)だった。これらと同じくらい期待が高かったものが「勉強する習慣をつくること」(28.0%)、「勉強の計画立て・実行を支援してくれること」(26.0%)、「勉強に対するやる気を出すこと」(24.3%)となっている。