俳優の石田純一が13日、都内で行われた「美バ-1 グランプリ」開催記者発表会に女優の紫吹淳とともに出席した。

  • 石田純一

「イベントはお久しぶりです」とカメラに向かって軽く会釈した石田。「コロナという言葉を聞いてから(イベント出席は)初めて。去年は全部キャンセルでしたから…」と笑い、「昨今いろいろ大変なものもありました。いい意味で体を作り直し、人生をやり直すというと違う意味ですが、頑張っていきたいと思います」と身を引き締めていた。

石田は昨年4月に新型コロナウィルスに感染。同月10日、仕事のため沖縄へ行ったが、翌11日に身体がだるく感じ、13日に東京へ戻るまでホテルで休息。その間、発熱やせきの症状はなかったという。14日に病院で肺炎の傾向が見られたため入院、PCR検査を受けた結果、15日に陽性と確認されていた。当時、外出自粛要請が出ており、仕事とはいえ沖縄を訪れたことに対して、妻の東尾理子がブログで「都外へ出ようとする主人を説得、止めきれなかった事を深く後悔し、反省しております」と謝罪している。

現在、緊急事態宣言は解除されており、報道陣から「どこに行きたい?」と質問されると、「沖縄とか。行きたいですね~。行けていないですけどね」と回答。会場から笑い起こると、石田は「もう許してもらえますか?」と苦笑していた。

来年3月に初開催される「美バ-1 グランプリ」は、食事をしっかり摂取して楽しく美しいボディメイクを目指すことをコンセプトにしたコンテスト。一般人部門と芸能人部門が設けられている。

公式アンバサダーに就任した石田は「出場する予定はないけど、トレーニングは取り入れたい」とし、「毎日365日、5キロ走っている」ことを告白。「目標は生涯現役!スポーツも仕事もできる限りやれたらいい。あとは子どもたちが小さいのでね…。この前テレビで『石田純一みたいにバッドエンドで終わりたくない』と言っているのを聞いた。まだ終わってないです。まだまだやっていこうと思っています」と語った。