アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕、お笑いコンビの見取り図、お笑い芸人の蛍原徹、ジャニーズWESTの中間淳太がこのほど、カンテレのバラエティ番組『ちまたのジョーシキちゃん』(11月5日スタート、毎週金曜19:00~ ※関西ローカル)の初回収録に参加した。
時代や場所、シチュエーションなどで異なる“常識”をあらゆる角度から取り上げる同番組。アンケート調査で明らかになった関西人の常識を再現ドラマで紹介する「ちまたのジョーシキ劇場」や、常識の移り変わりを昭和・平成・令和の世代別に追う「コレが令和の新ジョーシキ」などさまざまな企画で、気になる世間の“常識”に迫る。
初回は、「ファミレス」で多くの人が経験しがちな“No.1ジョーシキ”や、昭和、平成、令和と変化する「結婚式」のジョーシキ、また、中間の母校でもある関西学院高等部の学校生活のジョーシキなどを紹介。コロナ禍だからこそ生まれた結婚式の新しいスタイルや、驚きの特技を持つイマドキの高校生など、一同が初めて知る、ちまたのジョーシキにスタジオは大いに盛り上がった。
収録後に行われた会見では、横山が「楽しかったです。イマドキの結婚式とか、本当に知らなかったから新鮮でした」とコメント。見取り図・盛山晋太郎も「僕らの知らない各世代の常識を知ることができて勉強になりました」と笑顔を見せた。
そんなMC陣が「すごく頼もしい」と口をそろえるのが、バラエティの大先輩である蛍原。「僕はもう53歳でオッサンですから、今の若い子たちのことを知らないので勉強になることが多かったです」と振り返った。中間は「ジャニーズWESTでは最年長ですが、ここでは最年少なので“甘えモード”でやらせていただければ(笑)」と抱負を語り、「初回から僕の母校が出てきて懐かしかったです。お世話になった先生のお元気な姿が見られてうれしかった」と感激しきりだった。
質疑応答では、出演者それぞれの周りにあるユニークなジョーシキを問う質問が飛んだ。“吉本のジョーシキ”を明かした蛍原が「(若手時代、仕事で遠方に行くときの)新幹線のチケットを芸人が自分で取ることが多い」と吉本芸人あるあるを話すと、盛山は「しかも、指定席からグリーン車になるのがエグいぐらい難しい」と告白。今や全国ネットのバラエティ番組に引っ張りだこの見取り図だが、いまだに普通車で移動していることをぶっちゃけ「え、まだなん?」と横山を驚かせた。
一方、横山と中間はそれぞれの所属グループの知られざるジョーシキを披露。中間は「メンバーが異常に仲がいい。休みの日でもグループメールが常に行き交っていて、メンバーの舞台の初日や千秋楽には絶対にメールします」とジャニーズWESTの仲むつまじい関係を明かした。横山は「昔は“関西弁で仕事しなきゃ”というのがありました」とデビュー当時の関ジャニ∞を語り、「でも、ちょっと調子に乗ってラジオで標準語をしゃべって、社長から『おまえのいいとこ全然出てないよ!』って怒られてました。丸山(隆平)が、ですけど(笑)」とメンバーの秘話を明かした。
最後に、視聴者へのメッセージを聞かれた横山は「すごく楽しい番組になっていると思います。関西のみなさんに愛していただけるようがんばりますので、応援よろしくお願いします」と呼びかけ、盛山は「長く愛される番組にしたいですね。そして横山さんのことを早く“横山くん”と呼べるように、仲よくさせていただきたいです(笑)」と抱負。
これを受け、リリーは「いずれは蛍原さんも“蛍原くん”と呼びたいです」とぶち上げて笑いを誘い、「みなさんの毎週のルーティーンになるような番組に」とアピールした。蛍原は「いろんな世代のジョーシキが出てくるから、僕のようなオッサンも10代、20代の若い子もおもしろく見られる」と番組の魅力を強調。中間は「家族全員で楽しめる番組。ぜひみんな一緒に見ていただきたいです!」とアピールした。