嵐の二宮和也が、10日に放送されたラジオ番組『BAY STORM』(bayfm/毎週日曜22:00~22:30)に出演。セリフの覚え方について語ったほか、映画『検察側の罪人』(18)の撮影裏話を披露した。
記憶力や暗記力の話題になり、「僕、暗記力が良い感じするじゃないですか。でも、暗記力そんなに良くないんですよ」と話した二宮。芝居でセリフを覚える際も、「好きな歌って、好きだから聴くから、覚えるじゃないですか。でも、嫌いな歌って聴かないから覚えない。それに近い」と言い、「“この話、面白くないな”って思った時点から覚えなくなるんですよ。“面白いな”って思ったものは、何回かやれば入るんですけど」と、話の内容によって覚えの良さが変わってくることを明かした。
また、過去の放送で、「台本に線なんか引かない」「聞いて覚える」とも語っていたが、周囲から「記憶力が良い」と思われていることに対し、「記憶力悪いのに……」と謙遜。「だってそれこそ、セリフだって、自分で7割くらい変えちゃってますから。だから、基本的には覚えてないんですよ」と告白し、「“(セリフを)変えないでください”って言われた時の二宮は、すごくコスパ悪いですよ。マジで本当に劇的にコスパが悪いんですよ。“何でこんなに言えないんだろう?”って思う」と苦笑しながら打ち明けた。
台本通りにセリフを覚えることが苦手だという二宮は、事務所先輩の木村拓哉と共演した映画『検察側の罪人』でのエピソードを披露。新人検事を演じた二宮は、冒頭の講義室のシーンを振り返り、「木村くんが若手の検事にわーだわーだ言って、“それは何ぞや?”みたいなのに、俺が答えるんだけど。二言三言くらいあるんですけど、朝9時からやって昼飯食うまで言えなかったです。すごくないですか?」と、司法の専門用語を交えたセリフに四苦八苦した様子。
「俺、“このまま言ってください”に弱いんですよ。専門用語が間に入ってて、それを埋めていく前後の言葉も変えちゃダメだって。“ここは申し訳ないけど、このまま言ってください”って言われてたから、やったら全然できなくて……」と述懐し、「早かった~。あの時、昼飯食うの(笑)。準備しなきゃいけないし、木村くんも何も言わないし。2人で飯食ってても。早かったですよ。あの時、飯食ったの」と、セリフ覚えに焦るあまり、昼食休憩で早食いになってしまったことを明かしていた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。