シンガーソングライターのピコ太郎が12日、都内で行われたローソンの新商品「パリチキ」発表会に出席した。
ピコ太郎が自身のYouTubeに「PPAP」を投稿したのが2016年の8月。同年9月にはジャスティン・ビーバーがお気に入りの動画としてツイートし、爆発的に認知度が上がり世界的にブレイクを果たした。
そのブレイクから5年。「あの勢いって、一体何だったんでしょうね。ありがたいことにたくさんのお仕事をいただいたけど、その時の記憶は一昨日のような10年前のような不思議な感じだった。聞いたことある海外のメディアからDMで取材依頼が来るけど、読めないから全部コピペして事務所に送っていた」と多忙の日々を振り返った。
「からあげクン」や「Lチキ」に続く、新たなフライドフード「パリチキ」のアンバサダーに就任したピコ太郎。イベントには6年前に購入したが、これまで「レコ大や海外の授賞式でしか着ていない」という勝負服で登場した。
就任に「もともとチキンが大好き。『パリチキ』の新しいチキンの応援ができるのは、三国志のゲームで知られる“コーエー(光栄)”でございます」とピコ太郎節で喜び、一足先に味わった「パリチキ」は「流行る気がする。パリパリだけど中の柔らかさが尋常じゃない。新しい料理ができたと思ってください」と力説した。
また、「ペン」と「アップル」の部分を「ローソン」と「Lチキ」に置き換えた、「PPAP」の“パリチキバージョン”も披露した。会場には取材関係者しかおらず、さらにコロナ禍とあってマスクで笑っている表情が見えないピコ太郎は「やりやすいか、やりづらいか、と言ったらやりづらい。目だけでも笑って、こっちの身にもなってくださいね」と懇願していた。
イベント後の取材会で「今年の秋の過ごし方」を聞かれたピコ太郎は、「寝ます!」と即答。「(プロデューサーの)古坂(大魔王)さんの子育てを手伝っているけど、大変!なんとか寝たいですね。健康こそ一番と言っていたので、寝た上で楽しむ。食べる、寝るのがすごく大事。そしてゆっくりする!」と語っていた。
「パリチキ」は10月26日より全国のローソンで発売される。