メルペイは10月11日、「消費と支払手段に関する調査」の結果を発表した。調査は9月25日~26日、18〜59歳の男女800名を対象にインターネットで行われた。

  • 後払い決済サービスの利用実態

    後払い決済サービスの利用実態

「メルペイスマート払い」「Paidy」「ZOZOツケ払い」等といった「後払い決済サービス」について、利用経験があるかを尋ねたところ、31.1%が「ある」と回答。その割合は若年層ほど高くなる傾向が見受けられた。

後払い決済サービスの平均月間利用金額については、3月〜9月にかけて「1万円未満」が9.0%減少した一方で、「1万円以上3万円未満」「3万円以上5万円未満」「5万円以上10万円未満」の全てで増加。直近半年間で、後払い決済サービスの平均月間利用金額が増加傾向にあることがわかった。

  • クレジットカード利用の課題と後払い決済サービス利用の理由

    クレジットカード利用の課題と後払い決済サービス利用の理由

調査によると、後払い決済サービス利用者のうち、70.3%はクレジットカードを保有している。そこで、クレジットカードを利用するにあたっての課題を聞いたところ、20〜30代の後払い決済サービス利用者の約半数(49.5%)が「ついお金を使いすぎてしまう」と回答。また、約4人に1人(24.3%)が「利用金額を把握しにくい」点を回答するなど、支払いの管理に関する課題感が浮き彫りに。

一方、後払い決済サービスを利用する理由としては、60.9%の利用者が「支払うタイミングを調整できるから」と回答。さらに、約3人に1人が「利用金額を把握しやすいから」(34.8%)や「支払いの見通しを立てやすいから」(30.4%)と回答するなど、利用と支払いの管理がしやすい点がメリットとして挙がった。

  • 購入したいモノの金額が、その月に使ってもよいと思える金額を超えていたとしても、それを欲しいと感じた時に購入しておきたいですか?

    購入したいモノの金額が、その月に使ってもよいと思える金額を超えていたとしても、それを欲しいと感じた時に購入しておきたいですか?

次に、「購入したいモノの金額が、その月に使ってもよいと思える金額を超えていたとしても、それを欲しいと感じた時に購入しておきたいですか?」と質問したところ、後払い決済サービス利用者の約4割(39.8%)が、「購入したいし、実際に購入している」と回答。

その理由を聞くと、「収支の把握をきちんとできている自信があるから」(62.6%)や「支払いの見通しが立っているから」(49.5%)と回答した人が多かった。