女優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』season21(14日スタート 毎週木曜20:00~)初のボイスコミックが、番組公式Twitter、TikTok、YouTubeテレ朝チャンネルで公開された。
同作は1999年の放送開始から根強い人気を誇り、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)が科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く科学ミステリードラマとなっている。
今回のボイスコミックは、先日番組公式Twitterで公開された、漫画家・吉住渉氏が第1話をデフォルメした「少女漫画版『科捜研の女』」に声を吹き込んだもの。主人公のマリコは、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』鬼太郎役や『ルパン三世』峰不二子役など人気キャラクターの声を多数務め、『鬼滅の刃』遊郭編の堕姫役も決定している沢城みゆきが演じる。沢城は本編第1話に女優として民放ドラマに初めて顔出しで登場することも発表されている。
土門薫刑事とマリコの元夫・倉橋拓也の声を1人2役で担当するのは『おそ松さん』や『ユーリ!!! on ICE』などで知られる福山潤。『科捜研の女 -劇場版-』(公開中)では、現場の状況を伝えるアナウンサーを演じて注目を集めた福山が、マリコ・土門・倉橋の三角関係に彩りを加える。物語の進行役・涌田亜美を演じるのは、この秋スタートするアニメで主人公に抜擢され、人気急上昇中の天希かのん。また、橋口呂太と日野和正の2役を田中章貴、蒲原勇樹役を竹田海渡が務める。
ボイスコミックはマリコの同僚・亜美の視点で展開。いつもと様子の違うマリコを心配していると、東京への異動話が持ち上がっていると知り、仕事仲間の呂太や蒲原刑事を巻き込んで大騒ぎ。蒲原は土門刑事のもとに駆けつけ、マリコの件をこのまま黙っているのか思わず問い詰める。その後マリコのもとに土門と倉橋が現れ、マリコをめぐる2人の思いは……という、恋愛要素120%増のストーリーとなっている。