ユピテルは10月11日、全周囲360度撮影できる2カメラドライブレコーダー「Q-31R(カー用品量販店モデル)」「ZQ-31R(カーディーラー専売モデル)」を発表した。新たにあおり運転対策機能や、安全運転サポート機能を搭載した。販路は異なるが性能と仕様は共通で、10月13日より発売する。価格はオープン。
前後 / 左右 / 車内を記録できるドライブレコーダー「marumie」シリーズの新モデル。2020年8月発売の「Q-30R」「ZQ-30R」の後継モデルで、新たにあおり運転対策機能や、安全運転サポート機能を搭載した。
フロントカメラは、水平360度 / 垂直240度の画角があり、死角のない全周撮影を行うことで通常のカメラでは捉えづらい映像を記録する。フロント/リアともに、高感度センサーSTARVISを搭載しており、前モデルからチューニングを進め、より明るい映像を記録できるようになった。黒つぶれや白とびを抑制するHDR機能も継承している。画素数は200万画素、解像度は1,920×1,080ピクセル。
あおり運転対策機能は、後方車の異常接近を自動で検知する「後方異常接近 記録・警告」。映像は専用フォルダに自動保存される。安全運転サポート機能では、事故の未然回避のため、画面表示と音でドライバーに警告を行う。
フロントカメラには2.4型ディスプレイを装備。2分割表示など多彩な表示モードを利用でき、記録映像を手軽に確認できる。オプションで駐車記録に対応し、タイムラプス / 動体検知で長時間駐車時の記録が行えるようになる。
記録メディアにはmicroSDメモリーカードを使用し、32GBのメディアが付属。独自システムにより、メディアの定期フォーマットも不要だ。PC用ビューアソフトは無料で提供する。本体サイズは、フロントカメラがW69×D39×H71mm、重さは約171g(microSDメモリーカード含む)。リアカメラが幅54mm、直径25mm、重さは約26g。