テレビ東京系新ドラマ『じゃない方の彼女』(10月11日スタート 毎週月曜23:06~)のオンライン会見が7日に行われ、濱田岳、山下美月(乃木坂46)が登場した。
同作は秋元康が企画・原作を務める完全オリジナルドラマ。特別目立つことのない人生を送ってきた大学准教授の小谷雅也(濱田岳)は美人妻と子供に囲まれた何不自由ない日々を過ごすが、ある日を境に雅也が務める大学に通う女性・野々山怜子(山下美月)との偶然の出会いが連続し、互いに気になる存在に。天然魔性な怜子の言動につい心惹かれてしまい、道ならぬ恋の沼に落ちていく。
天然魔性の女子大生を演じた山下だが「年の離れた大学の先生という立場の男性に対して、1人の女子大生として『どうやったら自分のことを好きになってもらえるかな? 魅力的に見てもらえるかな?』みたいなことを考えながら準備していて」と振り返る。「20歳くらいの設定なので、子供っぽく見られすぎないように、でも若さゆえの勢いみたいなものを大切にしながら、どうやったら沼に落とせるかを考えてました」と語った。
そのポイントについて「ふだん『かわいいポーズしてください』とかやらされがちなんですけど、今回は普通の女子大生なので、日常の中で素敵だな、雰囲気あるなという仕草を、なるべくナチュラルに取り込めるように意識していました」と明かす。「自分の中で意識していたのは、視線です。好きな異性に対しての目って、なんとも思ってない人と比べたら全然違うと思うので、視線の使い方はすごく意識しながらやってました」と、告白した。
タイトルにちなみ自分が「じゃない方」だと思った経験について聞かれると、「ふだん大人数グループなので、例えば歌番組で自分の方にカメラが向いてると思ってすっごいキメ顔をしてたけど、後ろの子を撮ってたとか」と苦笑。さらに「『この方、けっこう前から応援して下さってたのに、なんか最近入った子にいっちゃった』と気付いた瞬間とかに、ふと心に穴が空くみたいに感じることがあって」とリアルなエピソードを披露し、「"である方"の時は自分で『である方だな』と思わないわけで、"じゃない方"の瞬間に意識しちゃうから、多々ありますね」とまとめていた。