トリドールホールディングスは2022年初春、傘下グループ企業の「Tam Jai International Co. Limited」を通じ、「譚仔三哥米線(タムジャイサムゴー ミーシェン)」を日本に初出店する。今回の上陸を機に、日本でも出店を積極的に進めていくという。
Tam Jai International Co. Limitedは2018年のトリドールグループへの参画以降、地域の人々に愛されるローカルな飲食店から、香港をはじめ、シンガポール、中国本土に店舗を展開する多国籍ファスト・カジュアル・レストラン・チェーンへと急速に変貌を遂げ、2021年10月7日に香港証券取引所へ上場した。
譚仔三哥米線は、米線(ミーシェン)と呼ばれる米粉麺を用いたスープヌードルのレストラン。さまざまなスパイスが調合されたオリジナルのスープは、香り・しびれ・辛さ・スパイスの複雑さを豊かに感じるという。コクと旨味に鮮やかな花椒のしびれが加わった麻辣スープや、爽やかさと甘味が入り混じるトマトスープ、焦がしスパイスがクセになるウーラースープなど、6種類の異なる味わいのスープに加え、辛さとトッピングを自分好みに組み合わせて楽しめる。
ミシュランガイドの「ビブグルマン」に3年連続で掲載。香港のQSR(クイック・サービス・レストラン)業界で人気No.1のブランド評価を得た(AC Nielsenブランドエクイティ調査/2021年)。香港では74店舗(2021年8月末時点)を展開し、若年層を中心に親しまれているという。
トリドールホールディングス代表取締役社長兼CEOの粟田貴也氏は、「コクと旨味が何層も凝縮されたスープに米線と呼ばれるもちもち・ぷりぷり食感の麺を絡めたスープヌードルは、日本でも受け入れられると確信しています。日本の店舗では、香港では馴染みのフィッシュボールなどのトッピングに加え、日本のお客様に喜んでいただけるような日本独自のトッピングをご用意しています」とコメントしている。