あす10日にスタートする日本テレビ系ドラマ『真犯人フラグ』(毎週日曜22:30~)に出演する西島秀俊、宮沢りえ、芳根京子、佐野勇斗が、見どころなどを語った。

  • 西島秀俊(左)と宮沢りえ=日本テレビ提供

お人好しの平凡なサラリーマンだが、家族が失踪し“真犯人フラグ”を立てられてしまう主人公・相良凌介を演じる西島は「新しい台本が来るたびに、本当にびっくりするんですよね。毎回『えっ、何してるのこの人!?』という感じになるので、台本を読むのが楽しみです。何なら家族も結構怪しいんですよね。幸せなシーンを撮っていても、すっと不安になる時があるんですよ」と、最近は愛する家族でさえも怪しんでいると言う。

凌介の妻で、家族の中で明るく太陽のようなムードメーカーの相良真帆を演じる宮沢は「1話の中で失踪してしまうので2話からは回想で出てくるんですけど、その中で、とても楽しい家族の風景が重なっていく感じです、今のところは。毎回、『えっ、この人なの!?理由は?なんで?』って、私も台本を読みながら驚いています。でも主役の西島さんが一番振り回されてるんじゃないですかね。私は一観客になってます」と話す。

凌介の会社の部下で、一緒に事件を推理していく二宮瑞穂役の芳根は、自身の役について、「瑞穂はすごく心理の分野に詳しくて、頭の回転が速いんですよね。相良課長がテンパってぽーっとつっ立ってるのを、『課長、これはこうですよ!』と引っ張るみたいな。課長と瑞穂のバランスがいい関係だなって思ってます。第1話に衝撃的なラストがあって、これが20話続くんだ!っていうハラハラ、ドキドキ感もあり、視聴者の方と一緒に歩いていくドラマって、なんか嬉しいなって思っています」と、西島とのコンビにとどまらず、視聴者とも一緒に謎に立ち向かう楽しみを語った。

そして、まだ謎につつまれているITベンチャー企業「プロキシマ」の社長・橘一星役を演じる佐野は「アメリカに留学した経験もあって、すごくエリートな役どころなのかなと思います。正直、1話2話を見てくださった方は、『事件に全然関係ないじゃん』と思われるかもしれませんが、これから深く関わってくるのではないかと。皆様いろいろ予想していただけると幸いでございます」と考察を期待した。

  • 芳根京子(左)と佐野勇斗=同