東京都交通局は8日、日暮里・舎人ライナーの舎人公園~舎人間において、10月7日22時41分頃に発生した地震の影響により、日暮里駅発見沼代親水公園駅行の先頭車両から3両が脱輪し、これにより乗客3名が負傷、うち2名が救急搬送されたと発表した。

  • 日暮里・舎人ライナーの車両300形(2015年10月撮影)

日暮里・舎人ライナーは10月8日の始発から全線で運行を見合わせており、点検の結果、車両と走行に必要な地上設備の損傷を確認したとのこと。復旧には時間を要する見込みで、再開については判明次第、発表するとしている。

今後の対応としては、国土交通省の専門調査員による現場の確認・検証、脱輪車両の収容と地上設備の損傷状況等点検・補修が行われる予定。なお、復旧に数日を要する場合も想定されるため、代替輸送確保に向けて調整中とのこと。