バスリエは、10月10日の「銭湯の日」にちなんだアンケートを実施した。調査対象は銭湯利用経験のある男女200名、調査分析期間は2020年10月~2021年9月。
10月10日は、数字を横並びにすると「1010(千"せん"十"とう")」の日ということで、東京都江東区の公衆浴場商業協同組合が1991年に「銭湯の日」と制定している。今回バスリエでは、 古き良き文化である銭湯の魅力を広めるため、 銭湯の日にちなんでアンケートを実施したという。
銭湯利用経験者に銭湯の利用頻度を聞くと、「ほぼ毎日」2.19%、「週に1~5回」5.26%、「月に2~3回」19.3%、「月に1回」18.42%と、約45%以上の方が少なくとも月1回以上銭湯に通っていることがわかったという。なお、調査対象の98.26%は自宅に湯舟がある方だが、湯舟がある対象者でも、約44%は月1回以上銭湯に通っている。
続いて、銭湯の利用時間を聞くと、最も多かったのが「夜」40.35%、次いで「夕」36.4%と続き、1日の疲れを癒やす目的で先頭を利用する方が多いことが見て取れる。
「銭湯の利用目的」を聞くと、1位「リラックス」22.82%、2位「疲労回復」19.97%、3位「気分転換」17.97%、4位「ストレス緩和」17.26%、5位「開放感」11.98%という結果に。リラックス・疲労回復・気分転換が上位を占め、健康面の向上や睡眠の質改善・美容効果に関してはあまり期待されていない様子。
また、「銭湯で実際に感じた効果」については、1位「リラックス」24.13%、2位「気分転換」17.44%、3位「疲労回復」16.86%という回答が寄せられた。
今回の調査から、家に浴槽があっても銭湯に定期的に通う方も一定数おり、その多くの方がリラックスや疲労回復・気分転換等を目的にしていることがわかると同社は報告している。