キャリアデザインセンターは10月7日、「職場でのオンライン飲み会」に関する調査結果を発表した。調査は8月30日~9月12日、同社運営の転職サイト「女の転職type」会員の女性880名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、職場の人とのオンライン飲み会の経験について尋ねたところ、80.8%が「ない」と回答。「ある」と回答した人の内訳は、「数か月に1回程度」が5.7%、「1年に1回程度」「半年に1回程度」が5.1%という結果に。また、職場の誰とオンライン飲み会をしたことがあるのかを聞くと、1位「同僚」(90.2%)、2位「先輩」(48.1%)、3位「後輩」(38.3%)となった。
続いて、職場の人とのオンライン飲み会で困ったことを聞いたところ、「終わらせるタイミングがわからない」が最も多く54.3%。次いで「家族(同居人)の存在」(31.9%)、「離席のタイミングがわからない」(30.4%)と続き、そのほかフリー回答には「話を誰が回すのか掴みにくい」「食べるタイミングが難しい」といった声があがった。
そこで、オンライン飲み会をうまく終わらせるコツを聞いたところ、「終了時間を決めておく」「家族、子どもを理由にする」「チャットする」「通信、充電のせいにする」といった回答が多かったほか、「ノートパソコンの内臓バッテリーが3時間ほどなので、オンライン飲み会は全員電源に繋がず始める。充電がなくなりそうになったらお開きにする」「途中退室OKともしているので、自然と抜けていくようにしている」という人もいた。
コロナ収束後も職場の人とオンライン飲み会をしたいかを尋ねたところ、経験の有無にかかわらず「やりたい派」よりも「やりたくない派」の方が多い結果に。しかしながら、「やりたい派」の割合は、オンライン飲み会経験者の方が、未経験者よりも高く、経験者の3人に1人は、コロナが収束した後も職場の人とのオンライン飲み会に前向きであることがわかった。