お笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子、お笑い芸人のいとうあさこが、伊藤ハムのYouTubeチャンネルで配信されている料理番組『ふたりでハムハム』(毎週土曜19:00配信)の収録に参加した。

テレビやラジオでは、それぞれ個別で出演しているときにも、お互いの名前を頻繁に挙げるほどプライベートでも親交が深い大久保といとう。今回は二人で協力しながら料理をする企画ということもあって、その仲の良さがより伝わる収録に。料理番組なのにトークがメインとなってしまう場面があったり、大久保がレンジに食材を運ぶ過程だけでいとうを笑わせたり、それぞれの“らしさ”が存分に発揮されていた。

また収録中には、あるテレビ番組で「ベテラン女性芸人Oが結婚へ」という話題が取り上げられたことを受け、いとうが“もし大久保が結婚したら”と考えたこともあると明かした――。

  • 左からいとうあさこ、大久保佳代子 撮影:島本絵梨佳

■“一刻も早く飲みたい”が大事

――収録を振り返っていかがですか?

いとう:こんなにプライベートというか、素のままで、おいしい料理を食べながら、お酒を飲んで、お給金も頂けるという幸せの極みじゃないですか(笑)? すごく楽しかったです。家飲みは、うちらの中でやっぱり“一刻も早く飲みたい”が大事なので、出前も多いですし、佳代子さんに餃子を焼いてもらったり、ポテトサラダを作ってもらったりすることはあるけど、今回みたいに簡単なのにちゃんとしてる料理を研究したことはなかったよね?

大久保:確かに。

いとう:だから、本当にすぐできる料理を教えていただいた感じです。

――大久保さんは?

大久保:ここ数日、家でも腐ったご飯しか食べてなかったから……腐ってはないか(笑)。

いとう:腐ってはないでしょ! 腐る前でしょ?

大久保:腐る前のご飯しか食べてなかったから、“今日はあさちゃんもいるし、ちゃんとしたご飯も食べられるのうれしいな”と思いながら来たんですけど、想像を超えておいしい料理でした。レシピも簡単だし、お酒もあるし、最高じゃん! ってなりました。

■二人の家飲みは「デリバリーが9割5分」

――料理中も息がピッタリだなと思いながら収録を見学させていただいていたのですが、餃子を焼いたりポテトサラダを作ったりするときは一緒にキッチンに立っているんですか?

大久保:二人で料理をすることはないですね。あさこさんが私の家に来てくれることが多いんですけど、うちには娘(愛犬のパコ美)がいるので、デリバリーを注文して、その間にコップや食器を準備しておくっていう感じです。

いとう:ピンポンが鳴ったら、パコ美が一回吠えるんだよね(笑)。それが落ち着いたらデリバリーを受け取って……というのが9割5分くらいです。

大久保:その中で、ジャガイモから芽が出てきそうなときはポテトサラダを作ったり、何か腐りそうなものがあったら、それで一品作ったりするくらい(笑)。

いとう:あとはお互いロケで各地に伺うことが多いので、冷凍のシューマイ買ってきたからどう? とか。大阪に行くと大体、点天で餃子を買って帰ります。

大久保:あさこさん、毎回くれるんじゃない? この前も餃子買ってきてくれたじゃん。

いとう:あれは錦糸町なんだけど(笑)。そうやってお互いに買ってきたもので飲むことはあるんだけど、一緒に料理を作ることはなかったですね。

大久保:だから、今回ちゃんと作って、こんなに短時間でできるんだっていうのは発見でした。

いとう:うちらは一回座っちゃったら、お酒とか氷のおかわり以外は立ち上がらないけど、今日のレシピだったら飲み始める前に一気に作っちゃうこともできるし、それも楽しいだろうなって思いました。