きょう7日にスタートする読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『アンラッキーガール!』(毎週木曜23:59~)に主演する女優の福原遥。“世界一不運”で次々とトラブルに巻き込まれながら、幸せをつかもうと奮闘する女性を演じるが、実際の自分は「ラッキーガールだと思っています」と話す。

そう考えられるのは、不運な目にあっても切り替えられるポジティブ思考が背景にあるようだ――。

  • 『アンラッキーガール!』に主演する福原遥

    『アンラッキーガール!』に主演する福原遥

■「自分は幸せ」と感じてもらえる作品に

――『アンラッキーガール!』は占いがキーワードとなっている作品ですが、福原さんは台本を読んでどう感じましたか?

ドラマと占いが一緒になった作品って今まで聞いたことがなかったので、「どうなるんだろう?」と楽しみになりました。占いが気になってこのドラマを見る人も多いかもしれません。

今はコロナ禍で楽しみがなくなってしまったり、幸せを感じられることが少なくなってしまっているんじゃないかと思います。そういう時期に、この作品で皆さんを笑顔にできるように、「自分は幸せなんだな」と感じてもらえるような作品にできるように頑張ろうと思いました。

――ヒロイン・福良幸をどんな風に演じたいと思いますか?

幸は次々と不運な目にあう女の子なんですけど、それをしっかりと受け止めて「アンラッキーなことが起きたということは、次はラッキーなことがあるかもしれない」と前向きに考えるんです。

台本を読んでいて、「こういう風に考えたら、不運なことも幸せに感じられるんだ」と、幸の考え方にハッとさせられました。すごく悪いことが起きても、幸は根っこの部分でポジティブなので「次はどんなことが起こるんだろう」と好奇心を持って受け止めるんです。日々を一生懸命生きている幸の姿を魅力的に演じたいと思っています。

  • (C)ytv

■「考えてもしょうがない、次に進もう!」

――福原さん自身はラッキーガール? アンラッキーガール?

私はラッキーガールだと思っています。私の今までの人生は本当に奇跡ばかり起きていると思います。まずこのお仕事をしていることが奇跡ですし、素敵な人との出会いがたくさんあったので「ラッキーだな」と感じています。

――ラッキーガールという福原さんも、不運な目にあったことはありますか?

小さい頃から、外食をしてみんなで同じメニューを頼んだとしても、私のお皿にだけ何か入っているんです。ケーキに新聞紙が入ってたり。私、砂の入ったアサリしか食べたことがないんです(笑)

――そういうときはどうするのでしょうか?

みんなで大爆笑して、笑い飛ばして前向きに捉えています。最初はお店の人に言ったりしていたんですけど、あまりにも「当たる」ことが多すぎて言うのが申し訳ない気がして(笑)。入っていたところだけきれいに取リ除いて食べたりしてます。

――アンラッキーなことがあっても切り替えられるタイプなんですね。

(アンラッキーなことがあったら)「しょうがない!」と思います。「考えてもしょうがない、次に進もう!」と意識したら自然と切り替えられるようになりました。

――福原さん自身、占いは好きですか?

占いは好きで、友達と一緒に中華街の占いに行ったこともあります。結果はよく覚えていないんですけど、「いい人に出会えるから大丈夫!」とか「この仕事向いているよ!」といいことを言ってもらえたので「うれしい! 明日からも頑張ろう」と活力になりました。気分が上がったり前向きになれるので、占いは好きですね。

朝の情報番組の占いを見て、ラッキーカラーやラッキーアイテムを参考にして身に付けることもあります。家に観葉植物を置いたりして、ちょっとずつ取り入れています。神社に行くのも好きなので、この作品のヒット祈願にも行きたいんですけど、今はなかなか出かけるのが難しいですね。