ソウゾウは10月7日より、個人・法人を問わず出店できるEコマースプラットフォーム「メルカリShops」の本格提供を開始した。メルカリ独自の配送サービス「らくらくメルカリ便」にも対応し、販売可能な商品の幅も拡大する。また2021年12月31日までの期間は、すべての出店者を対象に販売手数料を無料とする。
「メルカリShops」は、「かんたんで、売れる」をコンセプトとし、スマホ1つで「メルカリ」アプリ内にネットショップを開設して商品を販売することができるEコマースプラットフォーム。7月28日から試験提供を開始しており、2カ月強のプレオープン期間を経ての本格提供開始となる。
本格提供にあたり。配送料金が全国一律で匿名配送が可能なメルカリ独自の配送サービス「らくらくメルカリ便」に対応し、フォローしたお店からの出品を通知する機能を追加。また新たに酒類の販売が可能になっており、今後も取り扱い可能な商品の幅を順次拡大していくという。送り状の一括発行やクール便での発送対応といった機能、ショップのカスタムWebページの作成やPCによる出品管理といった機能も順次追加する予定。
「メルカリShops」の利用を促進するため、出店側/購入側のそれぞれにキャンペーンを実施する。
出店側へのキャンペーンは。10月7日の本格提供開始から12月31日までの間は、通常10%の販売手数料を1ショップ売上合計10万円までは無料とするというもの。「メルカリShops」では初期費用/月額利用料が無料となっているため、この間は費用なしで「メルカリShops」を利用できるということになる。詳細はキャンペーンページを参照のこと。
ユーザー側には、メルカリShopsでの購入金額に対しポイント還元を行うキャンペーンを実施する。このキャンペーンでは利用店舗が増えるごとに還元率がアップする仕組みになっており、1店舗目の利用で20%還元、2店舗目は30%還元、3店舗目は40%還元、4店舗目は50%還元となる。ただしそれぞれの店舗でのポイント還元の上限は1,000ポイント。こちらも詳細はキャンペーンページで確認できる。
また、「メルカリShops」の本格提供開始と10月10日・11日の「デジタルの日」に合わせ、10月7日から13日の期間、渋谷センター街周辺の空き店舗シャッター4軒で「メルカリShops」出店者の仮想3D店舗広告を実施している。