アールピーネットは10月6日、「中古物件を買って失敗したこと」に関する調査結果を発表した。調査は8月19日~9月2日、中古物件を購入したことがある男女116人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「中古物件を購入した理由」を聞くと、1位「安いから」、2位「立地がいい」、3位「間取りがいい・広い」、4位「気に入ったので」「完成品が見られる」、6位「きれいだった」となった。

  • 中古物件を購入した理由

そして、「中古物件を買って失敗したと思うこと」を尋ねると、1位「予想以上に費用がかかる」、2位「汚れ・キズ・劣化が気になる」、3位「設備の不具合」、4位「瑕疵(かし)があった」、5位「近所付き合いの苦労」「立地・周辺環境に不満」、6位「カビ・湿気がひどい」だった。

  • 中古物件を買って失敗したと思うこと

具体的なコメントでは、「新築ではないので、購入後のランニングコストが予想以上にかかったこと。購入後1年以内に給湯器とエアコンが壊れ交換しました」(30代男性)、「要修理の場所がみつかると、その都度工事費用がかかることです」(40代女性)、「長い間使われていなかったので、水回りの配管がボロボロでした」(40代女性)、「IHなど、設備の不具合が起こりやすい」(50代女性)などが寄せられている。

なお、回答者の年代は、「30代」(35.3%)、「40代」(33.6%)、「50代」(18.1%)、「20代」(7.8%)、「60代~」(5.2%)となる。

  • 回答者の属性