俳優の勝地涼とお笑い芸人のケンドーコバヤシが、あす8日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)に出演する。

  • 勝地涼=フジテレビ提供

オープニングでは、勝地がかねてからコバヤシに聞きたかったことがあると告白。MCのアリタ哲平(有田哲平)らが心配そうに見守る中、意を決してコバヤシ本人に直接問い掛ける。その意外な質問内容に面食らいながらも正直に答えるコバヤシだったが、なぜか最後は、スタジオ中に気まずい空気が流れてしまう。

特集のテーマは、「緊急企画“あなたのリテラシー力をジャッジ!”」。SNSの発展によって膨大な情報が飛び交っている現代社会では、フェイクニュースの拡散が世間の混乱を招くこともしばしば。昨年起こった“トイレットペーパー不足”の騒動も、そもそもはSNSのデマが発端だった。

そうした状況を受けて、近年ますます重要視されてきているのが、“メディアリテラシー”。今の時代を生きる上で、メディアが発信する情報を正しく読み解く力は、もはや欠かせないものとなっているのだ。そこで今回は、脱力メンバーのリテラシー力を検証すべく、「メディアリテラシー見極めテスト」を行う。

かくしてスタジオには、ジャンルごとに3人の人物が登場し、「この中に1人だけ“本物”がいる」という3択クイズを実施。「本物の歴史上の人物の末裔(まつえい)は誰?」といった見極めに、勝地、コバヤシ、解説員の出口保行と齋藤孝が挑戦する。しかし、出題が進むうちに、予期せぬトラブルが発生。アリタはとっさに機転を利かせ、ピンチを乗り切ろうとするのだが――。

収録を終えた勝地のコメントは、以下の通り。

――『全力!脱力タイムズ』初登場の勝地さん。初めての収録はいかがでしたか?

正直に告白すると、途中、ある場面で心が折れてしまいまして…(笑)。実は最初、このシーンのためにいろいろと策を練っていたんですよ。ただ、それをやってしまうと、番組の流れが台無しになってしまうかなと。有田さんやケンコバさんから「ルール守れよ」って言われちゃうんじゃないかと心配になってきて(笑)。それで思い切って、全部アドリブで行くことにしたんですけど、結果、見事に大失敗という…本当に悔しいです(笑)!

――逆に、今回の収録で「ここはうまくできたな」というところは?

ありません(笑)!本当に、ひとつもないです。何かコメントするときも、「とにかく、これだけは言わなくちゃ」っていうことで頭がいっぱいになってしまって。今思うと、僕が何か一言しゃべって、有田さんが反応したら、それに対してまた僕がしゃべって…という風に、もっとしっかり掛け合いをするべきだったのかなと。もうつくづく反省することばかりで…でも、とても貴重な経験をさせていただけたと思っています。楽しい時間を過ごさせていただきました。

――ケンドーコバヤシさんの印象は?

尊敬の気持ちしかないです!だってケンコバさんは、台本をもらってないんですよね?全く流れを知らない中で、あんな風にちゃんと立ち回れるなんて信じられないです。

――では、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

僕から言えるのは、「心が折れてボロボロになった勝地涼を見てください」ということだけです(笑)。あと、番組のスタッフの皆さんには、「できたらまたゲストに呼んでください」と言いたいです。ぜひリベンジさせてください(笑)!

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