恋愛は心を豊かにし、人生を鮮やかに彩ってくれます。映画デートの定番としても恋愛ラブストーリーは王道中の王道と言っても過言ではないでしょう。そんな恋愛をテーマに扱った映画を無性に見たくなるという経験はありませんか?

本記事では、マイナビニュース会員510名に聞いた「おすすめの恋愛映画」をご紹介します。映画史に残る名作や大ヒット作、最近話題になった作品など、選りすぐりの20本をランキング形式でまとめました。どのようなラインナップになったのでしょうか。

  • おすすめ恋愛映画を紹介

    おすすめ恋愛映画20本をランキング形式で紹介

調査対象

調査時期:2021年8月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計510人(男性378人、女性122人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート

アンケート調査内容

Q.あなたが視聴して他人におすすめしたいと思った恋愛映画はありますか?

「はい」(64.5%)
「いいえ」(35.5%)

マイナビニュース会員に「おすすめしたいと思った恋愛映画はありますか?」と聞いたところ、「はい」と回答した割合は64.5%という結果になりました。続いて、おすすめしたい具体的な作品をランキング形式でみていきましょう。

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恋愛・ラブストーリー映画のおすすめランキング

1位『タイタニック』(1997年公開/21.3%)
2位『ローマの休日』(1954年公開/14.2%)
3位『ゴースト ニューヨークの幻』(1990年公開/10.3%)
4位『シザーハンズ』(1991年公開/7.7%)
5位『君の膵臓をたべたい』(2017年公開/4.8%)
6位『ちはやふる』(2016年公開/2.9%)
6位『ノッティングヒルの恋人』(1999年公開/2.9%)
8位『花より男子ファイナル』(2008年公開/2.6%)
9位『モテキ』(2011年公開/2.3%)
9位『美女と野獣』(2017年公開/2.3%)
9位『四月は君の嘘』(2016年公開/2.3%)
12位『メリーに首ったけ』(1999年公開/1.9%)
12位『ラ・ラ・ランド』(2017年公開/1.9%)
12位『アメリ』(2001年公開/1.9%)
15位『花束みたいな恋をした』(2021年公開/1.6%)
15位『恋は雨上がりのように』(2018年公開/1.6%)
15位『ジョゼと虎と魚たち(2003)』(2003年公開/1.6%)
15位『俺物語!!』(2015年公開/1.6%)
15位『ハチミツとクローバー』(2006年公開/1.6%)
15位『月とキャベツ』(1996年公開/1.6%)

それでは各作品のデータとおすすめしたい理由コメントもご紹介していきましょう。

1位『タイタニック』(1997年)

1912年、豪華客船タイタニック号が出港する。画家を目指している青年ジャックは、上流階級のローズと身分違いの恋に落ちる。しかし、タイタニック号は氷山と衝突し、船体は深刻な危機に陥っていた。

出演/レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、キャシー・ベイツ
監督/ジェームズ・キャメロン
公開年/1997年

・「キャスティングの秀逸さや映像の美しさ、物語の展開の素晴らしさが際立っている名作ですね」(61歳男性/フードビジネス(総合)/IT関連技術職)
・「身分違いの恋と壮大なスペクタクルが融合した傑作」(54歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「何回観ても泣ける。レオナルド・ディカプリオが最高なビジュアル」(41歳女性/サービス(その他)/事務・企画・経営関連)
・「ただ船の事故を迫力のある映像で再現しているだけでなく、沈んでしまった貴重品が何十年も経ってから返ってきてそこから思い出される勇敢な主人公に惹かれる」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「不朽の名作だから薦めたい」(59歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「定番だけどストーリーがいい」(30歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「絶体絶命の状況の中でのラブロマンスだから」(39歳男性/農林・水産/その他・専業主婦等)

2位『ローマの休日』(1954年)

小国の王女のアンは親善旅行でローマに滞在していた。公邸から逃げ出すアンだったが、新聞記者のジョーと出会う。ジョーはアンの正体を知らず家で休ませるが……。

出演/オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック、エディ・アルバート
監督/ウィリアム・ワイラー
公開年/1954年

・「オードリー・ヘプバーンがかわいい」(38歳男性/公益・特殊・独立行政法人/公共サービス関連)
・「やっぱり不朽の名作ですね。オードリー・ヘプバーンは最高です」(61歳男性/通信関連/事務・企画・経営関連)
・「2人のやりとりがとてもかわいらしくて、応援したくなり、作品に引き込まれていきます」(59歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連(マーケティング・経理・企画・経営他))
・「夢があって、切ない映画だから」(64歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「白黒映画なのでとても古いのですが、心に残る名作だと思います」(63歳女性/その他/その他・専業主婦等)

3位『ゴースト ニューヨークの幻』(1990年)

強盗に襲われ死んだサムは幽霊となり恋人モリーの近くに現れるが、気づいてもらえない。やがてモリーにも危機が迫っていることを知り、霊媒師オダ・メイの力を借りるが……。

出演/パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ、トニー・ゴールドウィン
監督/ジェリー・ザッカー
公開年/1990年

・「デミ・ムーアが、とにかくカワイイ。そして、ストーリーにもキュンとくる」(57歳男性/食品/技能工・運輸・設備関連)
・「観て泣いた、数少ない作品」(54歳男性/総合電機/事務・企画・経営関連)
・「恋愛ドラマの傑作中の傑作でしたね」(50歳男性/その他/専門サービス関連)
・「ろくろを回してる陶芸のシーンは何度観てもいい」(56歳男性/不動産/その他・専業主婦等)

4位『シザーハンズ』(1991年)

未完成の人造人間・エドワード。彼を開発した博士は完成直前にこの世を去り、両手がハサミのままエドワードは不便を強いられていた。そしてひょんなことから出会った女性キムに恋をしてしまい……。

出演/ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダー、ダイアン・ウィースト、アンソニー・マイケル・ホール
監督/ティム・バートン
公開年/1991年

・「悲しくも美しいファンタジー映画なのでおすすめしたい映画」(63歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)
・「最初はホラー映画かと思っていました。観てみると人間に好意を持った悲しい人造人間の物語で、いつしか映画に吸い込まれていました」(59歳男性/教育/事務・企画・経営関連)
・「荒唐無稽でコメディー的要素もあるが、物悲しいストーリーが魅力的」(58歳男性/その他/その他・専業主婦等)

5位『君の膵臓をたべたい』(2017年)

膵臓の病気で余命わずかな女子高生・山内桜良。密かに闘病日誌をつけていたが、それを偶然発見した「僕」と親交を深めていく。彼女の死から12年、桜良との日々を振り返る「僕」だったが……。

出演/浜辺美波、北村匠海、大友花恋、矢本悠馬
監督/月川翔
公開年/2017年

・「原作も良く、映画のヒロインが最高でした」(54歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/建築・土木関連技術職)
・「原作(小説)を読んでなくても映画に引き込まれる」(58歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「2人の純愛にとても感動しました」(45歳男性/通信関連/営業関連)

6位『ちはやふる』(2016年)

末次由紀による大人気コミックを実写化したヒット作品。競技かるたに熱中する綾瀬千早、真島太一、綿谷新の青春を描く物語。千早たちは高校で競技かるた部を作り、全国大会を目指す。

出演/広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音
監督/小泉徳宏
公開年/2016年

・「広瀬すずファンには、たまらない作品です。カルタ競技には全く興味がなかったが、この映画をみて、少し面白さを知ることができたし、千早と太一のふれあいがとても心に残ります。とにかく広瀬すずがかわいい」(52歳男性/サービス(その他)/IT関連技術職)
・「百人一首・かるたへの情熱と恋愛模様がマッチしていてとてもいい映画ですね」(38歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

6位『ノッティングヒルの恋人』(1999年)

ハリウッドのスター女優アナ・スコットと、書店を営むごく普通の青年・ウィリアム。2人は偶然出会い恋に落ちるが、住む世界の違う2人にはさまざまな障壁があった。

出演/ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント、ヒュー・ボネビル、エマ・チャンバーズ
監督/ロジャー・ミッシェル
公開年/1999年

・「キュンキュンするほど恋したくなるので」(46歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「ストーリーと主題歌(エルヴィス・コステロ『She』)が大変素晴らしかった映画でした」(52歳男性/ソフトウェア・情報処理/営業関連)

8位『花より男子ファイナル』(2008年)

つくしが学園の御曹司「F4」の道明寺司からプロポーズを受けてから4年が経った。婚約発表と結納を交わし正式に結ばれようとしていたが、道明寺家に代々受け継がれてきた大切なティアラが盗まれてしまう。

出演/井上真央、松本潤、小栗旬、松田翔太
監督/石井康晴
公開年/2008年

・「お金では買うことができない大切なものとは何かと感銘した作品です」(53歳男性/不動産/専門職関連)
・「松潤が良かった。原作通りではないけど大体イメージに合っていた」(35歳男性/その他/その他・専業主婦等)

9位『モテキ』(2011年)

金も女にも恵まれない非リア充な藤本幸世が”モテキ”を迎えて1年経った。再び美女たちが周囲に群がり、2回目の”モテキ”が訪れようとしていた……。

出演/森山未來、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗
監督/大根仁
公開年/2011年

・「現実にありそうでない話だと思いますが、モテたことがない自分には希望になりました。娯楽作としては最高です」(44歳男性/農業協同組合(JA金融機関含む)/技能工・運輸・設備関連)
・「さわやかな気持ちになれて観飽きないストーリーが魅力的に感じた」(34歳男性/輸送用機器(自動車含む)/販売・サービス関連)

9位『美女と野獣』(2017年)

美女のベルは、ある日野獣と出会う。その野獣は魔女の呪いによって姿を変えられてしまった王子だった。誰かと相思相愛にならなければ元に戻れない王子に、ベルは次第に惹かれていく。

出演/エマ・ワトソン、ダン・スティーブンス、ケビン・クライン、ルーク・エバンス
監督/ビル・コンドン
公開年/2017年

・「映像も音楽も素晴らしい」(42歳女性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「スクリーンいっぱいに広がる幻想的な世界がいい」(72歳男性/その他/その他・専業主婦等)

9位『四月は君の嘘』(2016年)

天才ピアニストの公生は、母の死が影響してピアノが弾けなくなってしまった。少女・かをりとの出会いを経て立ち直っていくが、かをりにコンクールでの伴奏を依頼され……。

出演/広瀬すず、山崎賢人、石井杏奈、中川大志
監督/新城毅彦
公開年/2016年

・「小さい頃からの恋が生き続け、とても感動する」(56歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「心がふるえるほど感動した」(54歳男性/フードビジネス(洋食)/事務・企画・経営関連)

12位『メリーに首ったけ』(1999年)

テッドは昔憧れた女性のメリーを忘れられずにいた。探偵ヒーリーを雇いメリーの現状を探らせるが、ヒーリーはメリーに一目惚れしてしまう。やがてテッドとヒーリーは恋敵になるが……。

出演/キャメロン・ディアス、マット・ディロン、ベン・スティラー、リー・エバンス
監督/ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー
公開年/1999年

・「コメディータッチでキャメロンがいい味出してた」(50歳男性/その他電気・電子関連/メカトロ関連技術職)

12位『ラ・ラ・ランド』(2017年)

  • 12位『ラ・ラ・ランド』

    (C)BANG Media International

ミュージシャンのセバスチャンは、女優志望のミアとジャズバーで出会う。きっかけは最悪だったが、のちに再会してお互いに惹かれ合い、同棲を始める。やがてセバスチャンは人気バンドに加入し成功のきっかけをつかむが……。

出演/ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、キャリー・ヘルナンデス、ジェシカ・ローゼンバーグ
監督/デイミアン・チャゼル
公開年/2017年

・「2人が意気投合するワンカットのタップシーンが夢のよう」(56歳男性/その他/その他・専業主婦等)

12位『アメリ』(2001年)

空想とイタズラが大好きなアメリ。大人になりカフェ店員として働く今でも、その趣味は変わっていない。ある日、青年のニノに出会ったアメリは、自分の気持ちをうまく表現できずイタズラをしてしまい……。

出演/オドレイ・トトゥ、マチュー・カソビッツ、ヨランド・モロー、ジャメル・ドゥブーズ
監督/ジャン=ピエール・ジュネ
公開年/2001年

・「主人公アメリの感情の動きが秀逸だった」(48歳男性/教育/専門サービス関連)

15位『花束みたいな恋をした』(2021年)

大学生の山音麦は終電を逃し、偶然に八谷絹という女性と出会う。趣味が似ていたことからお互いに惹かれ、大学を卒業しフリーターをしながら同棲を始める。「何が変わっても現状維持」を目標に就職活動を始めるが……。

出演/菅田将暉、有村架純、清原果耶、細田佳央太
監督/土井裕泰
公開年/2021年

・「若かりし頃を思い出せる」(57歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)

15位『恋は雨上がりのように』(2018年)

けがで陸上の夢を諦めた高校生の橘あきら。ファミレスで落ち込んでいたところ、店長の近藤正己に慰められ、その店でアルバイトを始めることになる。28歳も年上の近藤に、次第に惹かれ始めるあきらだったが……。

出演/小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗
監督/永井聡
公開年/2018年

・「小松菜奈さんがキャスティングにピッタリだったから」(49歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

15位『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)

大学生・恒夫がバイト先から帰る途中に出会ったのは、足の不自由な少女だった。祖母に乳母車に乗せられ外の景色を楽しんでいた彼女は、ジョゼと名乗る。

出演/妻夫木聡、池脇千鶴、上野樹里、新井浩文
監督/犬童一心
公開年/2003年

・「主演の2人が体張っていてよかった」(39歳男性/その他/その他・専業主婦等)

15位『俺物語!!』(2015年)

コワモテで高校生とは思えない体格の猛男は、見た目からは想像がつかないほどピュアな性格。街でナンパ男に絡まれていた凛子を助けた猛男は、さっそく凛子に一目惚れしてしまう。

出演/鈴木亮平、永野芽郁、坂口健太郎、森高愛
監督/河合勇人
公開年/2015年

・「主人公の女の子がかわいい。ゴツめの男性を好きになるギャップがおもしろい」(49歳女性/その他/その他・専業主婦等)

15位『ハチミツとクローバー』(2006年)

羽海野チカの人気コミックを実写化した作品。美大生の竹本は、師である花本先生の親戚のはぐみに一目惚れしてしまう。同じく美大に通う竹本の友人・森田もはぐみに興味を抱くが……。

出演/櫻井翔、蒼井優、伊勢谷友介、加瀬亮
監督/高田雅博
公開年/2006年

・「思わず原作の漫画を一気買いしてしまうぐらい良かった」(44歳男性/その他/その他・専業主婦等)

15位『月とキャベツ』(1996年)

元ミュージシャンの花火は、音楽業界から離れて田舎で暮らしていた。そんな花火の前に、ヒバナという少女が現れる。ヒバナとの生活を通し創作意欲が湧いていく花火だったが……。

出演/山崎まさよし、真田麻垂美、鶴見辰吾、中村久美
監督/篠原哲雄
公開年/1996年

・「山崎まさよしファンにはおすすめ」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)

おすすめしたくなるような恋愛映画ランキングのまとめ

マイナビニュース会員におすすめ恋愛映画を聞いたところ、1位は21.3%の投票率で『タイタニック』となりました。実際に起こった20世紀の海難事故を基にしたラブストーリーで、主演のレオナルド・ディカプリオはこの映画で人気を決定的なものにしました。

2位は14.2%の投票率で『ローマの休日』でした。何度もリバイバル公開される、言わずと知れた不朽の名作です。オードリー・ヘプバーンはこの映画でアカデミー賞の主演女優賞を受賞しました。3位は10.3%で『ゴースト ニューヨークの幻』です。ろくろを回すシーンが忘れられないという方も多く、まさに恋愛映画の名作にふさわしいストーリー展開もみどころです。

恋愛映画は時代を問わず人気ジャンルで、理想の恋愛を想像したり、若い頃を思い出したりと、幅広い世代に支持されています。作品の数だけ存在するそれぞれの愛の形。ぜひ今回のランキングを参考に、観てみてはいかがでしょうか。