ソニー損害保険は、“安心"をあらゆる角度から切り取り発信するプロジェクト「安心ってなんだ?研究所」(以下「安心研」)の活動として、「団塊世代」・「新人類世代」・「バブル世代」・「ロスジェネ世代」・「ミレニアル世代」・「Z世代」に属する全国の男女360名に「つながりと安心に関する調査」を9月11日〜12日の期間で実施。その結果を9月30日に発表した。

  • コロナ禍を経て「よかった」と思うコミュニケーションの変化は何ですか?

本調査は、団塊世代(1947~1949年生まれ)、新人類世代(1956年~1964年生まれ)、バブル世代(1965~1969年生まれ)、ロスジェネ世代(1970~1984年生まれ)、ミレニアル世代(1981~1996年生まれ)、Z世代(1996年~2004年生まれ)を対象にしている。

まず、コロナ禍を経て「よかった」と思うコミュニケーションの変化について尋ねると、「ミレニアル世代」・「Z世代」では、約3割が「オンラインコンサート・ライブで気軽にエンタメを楽しめるようになった」と回答。「Z世代」では、コロナ禍で実際に「オンラインコンサート」に参加した人が約4人に1人(26.0%)いることが分かった。新たなエンタメの楽しみ方として、若年世代を中心に「オンラインコンサート」が定着していくかもしれない。

また、「ロスジェネ世代」では、26.7%が「習い事や勉強がオンラインで気軽にできるようになった」と回答。就職氷河期を生き抜いてきた「ロスジェネ世代」は、他世代と比べて学習意欲が高いことが分かった。

  • コロナ禍において、“人とのつながり"を以前よりも大切に感じるようになりましたか?(単一回答)

次に、コロナ禍において、“人とのつながり"を以前よりも大切に感じるようになったかという設問に対し、「バブル世代」を除く全世代が「より大切に感じるようになった」と回答。その理由としては「直接会えないことがとても淋しく、つながりの大切さを感じた(団塊世代)」、「簡単に会えなくなったので、連絡を取り合わないとつながりがなくなっていく(ロスジェネ世代)」など、コロナで人と会えなくなった分、より“人とのつながり"の大切さを実感した人が多いことが分かった。

  • コロナ禍において、新たに生まれた“人とのつながり"はありましたか?(単一回答)

また、コロナ禍において生まれた“新しいつながり"について、「Z世代」では、35.0%が新たに生まれたつながりが「ある」と回答。他世代と比較しても、圧倒的に“新しいつながり"を持った人が多く、コロナ禍で人との出会いが難しい中、SNS等を利用して新たな出会いやつながりのきっかけを作っている人が多いことが分かった。

  • リアルな出会い」と「オンラインの出会い」、どちらの方が安心を感じますか?(単一回答)

続いて、「リアルな出会い」と「オンラインの出会い」、どちらの方が安心を感じるかという設問に対し、各世代8割以上が「リアルな出会い」と回答。理由としては、「直接あって雰囲気を感じた方が安心感がある(バブル世代)」、「リアルであった方が、つながりをより強く感じる(Z世代)」といった意見があがり、コロナ禍でも直接人と接する「リアルな出会い」に安心を覚える人は全世代共通で多いことが分かった。SNSを使って新しいつながりを持つ人が多い「Z世代」でも、まだまだ「リアルな出会い」に安心を感じている人が多いようだ。