ザ・ビートルズが、ジョージ・ハリスンをクビにする計画があったという。1969年1月に録音された、未公開のジョン・レノンのインタビューによると、ジョージが同バンドを一時的に脱退していた間、彼をクビにしエリック・クラプトンを迎える案があったと英メディア、デイリー・メールが報じている。
その録音テープでジョンはこう話している。「(ジョージの)傷は膿んでいる。僕たちはその傷を更に深くしてしまい、彼に包帯を与えることもなかった」「来週までに彼が戻ってこなかったら、エリック・クラプトンに演奏を頼むよ」
同インタビューは、最後のアルバム『レット・イット・ビー』のリハーサルとレコーディングの最中、マイケル・リンゼイ=ホッグ監督が同名映画を撮影中に収録した120時間以上に及ぶ未発表音源と50時間の未公開映像の一部となっている。
この音声は同アルバムがチャートトップを飾ってから50周年を記念した新ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』に使用される予定だ。11月にディズニープラスから配信予定の同番組は『キング・コング』や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで知られる映画監督ピーター・ジャクソンが制作を担当。
リンゴ・スター曰く、解散する直前の「ただ笑い、ふざけ合う」4人の姿が描かれているという。