ライボは10月5日、「’21卒 入社半年の転職意識調査」の結果を発表した。調査は9月17日～24日、20人以上規模の会社で働く2021年4月入社の社会人260名を対象にインターネットで行われた。

  • 入社半年の転職検討率とそのキッカケ

    入社半年の転職検討率とそのキッカケ

入社半年が経った現在、「転職を検討していますか?」と質問したところ、34%が「はい」と回答。そのうち、47.2%が「入社3ヶ月以内」から転職を考え始めており、そのきっかけとして、「やりがいを感じない」(33.3%)、「給与が低い」(25.9%)、「業界・企業の将来性に不安」「やりたいことができない」(ともに22.2%)が上位にあがった。

  • 職場におけるストレスの割合

    職場におけるストレスの割合

続いて、職場におけるストレスについて聞いたところ、54.1%が「(全く+ほぼ)ストレスを感じていない」と回答する一方で、39%が「(非常に+やや)感じる」と回答。要因については、「給与が見合わない」(37.0%)ことや、「ハラスメントを受けている」(29.6%)と回答した人が多かった。

また、ストレスを感じていると回答した人の割合を転職検討中とそうでない人で比較すると、転職検討中の回答者の37.0%が「ストレスを強く感じている」と回答する反面、転職を検討していない回答者の割合はわずか4.3%という結果に。また、ストレスを全く感じていない割合は転職を検討していない回答者が44.6%とほぼ半数を占めた。

  • 現勤務先の予定在籍期間

    現勤務先の予定在籍期間

最後に、現在勤務する職場での予定在籍期間について教えてもらったところ、79.3%が「3年以内」と回答。その内訳は「すでに転職活動中」が17.4%、「すぐにでも辞めたい」が20.3%、「1年未満」が14.5%、「3年未満」が21.7%。さらに、「5年未満」(15.9%)を含めると、実に89.8%が5年以内の退職を検討していることがわかった。