TBSとNetflixが、新作3本を順次全世界配信していくことが6日、発表された。
TBSが持つドラマやバラエティ番組をはじめとした多様なIPコンテンツや番組制作力を、190以上の国や地域で動画配信を行っている世界最大級の動画配信サービスNetflixと組んで活用することで、新たな市場を開拓。放送の枠を超えて、魅力あるエンターテインメントコンテンツを広く世界に届けていく。
その第1弾として、10月10日にスタートする小栗旬主演の日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』を、Netflix にて放送同日の24時(地上波放送開始の3時間後)から毎週、世界配信する。
第2弾は、TBSのバラエティ番組から生まれ社会現象にもなった恋愛リアリティ企画『未来日記』。Netflixオリジナル番組としてリブートし、今年12月から全世界独占配信する。
第3弾は、数々のヒット作を手掛けてきた脚本家の宮藤官九郎氏と大石静氏が共同執筆し、磯山晶(TBSスパークル)がプロデュースするNetflixシリーズ『離婚しようよ』。2023年に全世界同時独占配信を予定している。
TBS中谷弥生DXビジネス局長は「TBSグループのコンテンツを高く評価していただき、このたびのNetflixさんとの世界配信の取り組みとなりました。TBSグループのドラマや、TBSの人気番組のリブートをグローバル市場で、1人でも多くの皆さんにご覧いただきたいと思っております。TBSは成長戦略として、世界のマーケットへの進出・拡大を掲げており、今後もTBSグループのコンテンツを世界の皆様に届け、世界コンテンツと切磋琢磨していきたいと思っております」とコメント。
Netflixの佐藤菜穂美コンテンツ・アクイジション部門 マネージャーは「このたび、TBS の皆様が手がけられる、日曜劇場『日本沈没 ―希望のひと―』、社会現象を巻き起こした『未来日記』のリブート、そして、オリジナルドラマ『離婚しようよ』の3作品を、世界中のNetflix メンバーへ届けられることをうれしく思います。日本の映像作品づくりを牽引する素晴らしい才能とのコラボレーションで、世界市場に向け、日本ならではのストーリーを紡ぐ機会をいただき、大変光栄です。テレビに加え、さまざまなメディアが視聴者に作品を提供できる今、このような取り組みはエンターテインメントの裾野を広げるとともに、視聴者に愛されるメディアが共存できる道を拓くものと確信しております」と語っている。
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