MMD研究所は、予備調査ではスマートフォンを所有する20歳~49歳の独身の男女10,000人、本調査ではマッチングサービス・アプリ利用経験者500人を対象に2021年9月10日~9月13日の期間で「2021年マッチングサービス・アプリの利用実態調査」を実施。その結果を10月5日に発表した。
はじめにスマートフォンを所有する20歳~49歳の独身の男女10,000人に、新型コロナウイルスによる1回目の緊急事態宣言前後の2020年3月以前と2020年4月以降で恋人探しをしたことがあるか聞いたところ、2020年3月以前は33.0%、2020年4月以降は21.7%が「ある」と回答した。
そこで、恋人探しをしたことがある3,366人に恋人探しを応援するマッチングサービス・アプリを知っているか調査。「知っている」と回答した人は59.0%となり、うちマッチングサービス・アプリを知っている人の男女比は「男性」が48.7%、「女性」は51.3%となった。
続いて、マッチングサービス・アプリを知っていると回答した1,986人にマッチングサービス・アプリの利用について聞いたところ、「現在利用している」が32.6%、「過去に利用していた(現在は利用していない)」が45.7%と合わせて78.2%の利用経験があることがわかった。
マッチングサービス・アプリを利用したことがある1,554人に、利用経験のあるマッチングサービス・アプリを尋ねた(複数回答)。「Pairs」が57.8%と最も多く、次いで「タップル」が29.5%、「Omiai」が29.4%となり、男女比で見てみると男性(n=765)は「Pairs」「タップル」「Tinder」の順となり、女性(n=789)は「Pairs」「with」「Omiai」の順となった。
続いて、マッチングサービス・アプリ利用で付き合ったまたは結婚した経験があるか聞いたところ、「ある」が38.4%、「ない」が61.6%となり、うちマッチングサービス・アプリ利用で付き合ったまたは結婚した経験がある人の男女比を見てみると「男性」が47.1%、「女性」は52.9%となった。
次に、マッチングサービス・アプリ利用で付き合ったり結婚した経験があると回答した596人に、付き合ったり結婚までに至ったマッチングサービス・アプリを聞いたところ(複数回答)、「Pairs」が47.8%と最も多く、次いで「with」が25.2%、「タップル」が23.0%となり、男女比で見てみると男性(n=281)は「Pairs」「タップル」「with」「Omiai」の順となり、女性(n=315)は「Pairs」「with」「タップル」の順となった。