フリーアナウンサーの田中みな実が主演を務める映画『ずっと独身でいるつもり?』(11月19日公開)の本予告が5日、公開された。

田中みな実

田中みな実

同作は雨宮まみによるエッセイをおかざき真里が漫画にした人気コミックの映画化作。10年前に執筆した“女性の人生における幸せの価値を赤裸々に描いたエッセイ”が異例のヒットとなり、一躍有名作家となった本田まみ(田中)が、“自分にとっての幸せの形”を見つけだす姿を描く。

映像は、10年前に執筆したエッセイで一躍有名ライターとなった30代独身の主人公・本田まみ(田中みな実)が「この年になると、ずっと一人で生きるのも、しんどいなぁって…」という言葉をこぼすところから始まる。付き合っている彼氏から「結婚しよっか?」と言われるも、それが本当の幸せなのか悩むまみ。そんなまみと同じ30代独身の由紀乃(市川実和子)も、“幸せは人それぞれでしょ?”と思うものの結婚という明確なゴールを捨てきれない。好きなコスメや服に囲まれギャラ飲みやパパ活の華やかな世界の中で、“可愛ければ、人生、余裕っしょ?”と思いながら生きる美穂(松村沙友理)、結婚し子供にも恵まれ、一見幸せな人生を送っているように見える彩佳(徳永えり)も、夫への共有できない想いが徐々に募っていく。

主題歌は新鋭女性アーティスト、にしなの「debbie(デビー)」に決定し、本予告では曲の一部も先行して公開された。それぞれの環境で本当の幸せを探し続ける女性の「私たちには、敵が多すぎる「という叫びとともに、楽曲が彼女たちの背中をそっと押す。彼氏から「いつもの笑ってるまみでいてよ」と言われ、「うるせえよ」と本音が溢れだすシーンや、「結婚したら寂しさは消えるんじゃねーのかよ」と由紀乃が自転車に乗りながら大声で叫ぶシーンを後押しする力強いサビが流れ、そのメロディーに彼女たちは一歩ずつ前進する。

にしな コメント

映画を観て、登場する女性たちの、嫌なことを言われても、賢く麗しく、笑って乗り越えていく姿に共感しました。何かを言われたときに、それに対して自分が思っていることをまっすぐ伝える正義もあるけど、戦い方はそれだけじゃない。もっとしたたかに、嘘をついてでもいいから、それを包み込んで花を咲かせたい……そう思って「儚く枯れ落ちる 刺のある花より密やかに 毒にまみれた春になりたい」という歌詞を書きました。エンドロールで曲が流れてきたときに、それまで自分が楽曲に対して感じていたものと、違う側面も感じる事ができ、世界が広がった様で嬉しかったです。

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