JR東日本は10月5日、エリア内において、Web会議や通話が可能な「新幹線オフィス車両」を東北・北陸・上越新幹線の全方面の8号車において運用を開始すると発表した。

同社は2021年2月より、東北・北海道新幹線「はやぶさ号」に限定し、新幹線オフィスの実証実験を2回実施し、通勤や出張などのビジネス目的でのご利用に加え、旅行やワーケーション前後の移動時間の有効活用など多様なニーズを確認したという。

「新幹線オフィス車両」は11月22日から開始する(土休日、年末年始などの多客期を除く)。対象列車は、東北・北海道・北陸・上越新幹線(こまち号・つばさ号・つるぎ号を除く)全列車。

「新幹線オフィス車両」は対象の列車の乗車券類を持っていれば、追加料金を支払うことなく利用可能で、席の予約はできない。

「新幹線オフィス車両」の利用者に対し、『働く人の“一秒”を大切に。』をコンセプトとした STATION BOOTH のサブスクリプションサービス、コーヒーのサブスクリプションサービス「BECK’S COFFEE SHOP」を期間限定で提供する。

  • JR東日本が新幹線オフィス車両実施により目指す姿