Googleは10月4日(米国時間)、Android開発者ブログにおいて、Androidの最新版となるAndroid 12のリリースを発表した。Android 12の搭載デバイスについては、数週間のうちに登場予定のGoogle Pixelを皮切りに、サムスンのGalaxyなど各社から2021年中に登場するとしている。
ベータテストには22万5千人が参加し、50,000件以上のフィードバックがあったという。
Android 12には、以下のような新機能が盛り込まれる。Android 12の詳細は、10月27日~28日に開催されるAndroid Dev Summitで紹介される予定。
UI
- 新たなデザイン言語Material Youの導入
- ウィジェットの改善
- 通知インタフェースの更新
- オーバースクロール時の新しいストレッチ効果
- カスタマイズ可能なアプリ起動時のスプラッシュスクリーン
パフォーマンス
- システム高速化
- フォアグラウンドサービスの起動に関する制限
- 通知トランポリンの制限
- パフォーマンスクラスの導入
- 高速な機械学習
プライバシー関連
- プライバシーダッシュボードの導入
- “おおよその現在地”の導入
- ステータスバーにマイク/カメラのインジケーターを追加
- マイク/カメラの有効/無効の切り替え
- Bluetoothで近くにあるデバイスの利用についての新しい権限設定
ユーザーエクスペリエンス
- リッチコンテンツの挿入
- 角丸ディスプレイのためのAPIサポート
- AVIFのサポート
- 互換性のあるメディアのコード変換
- ブラー、色変換などの画面効果
- 音声と組み合わせた触覚効果の導入
- Quad Bayerカメラセンサーのサポート
- デバッグ機能の改善
- ゲーム機能の改善