ファーストリテイリングは10月4日、2021年9月度の国内ユニクロ事業に関する売上推移速報を発表した。それによると、9月の既存店(前期期首から期末まで通年で稼動した直営店735店舗+Eコマース)の売上高は前年同月比で19.1%減少した。前年を下回るのは2カ月連続となる。
気温上昇で販売苦戦
既存店の客数は同19.0%減、客単価は同01%減。直営店(779店舗+Eコマース)の売上高は同19.8%減、客数は同20.0%減、客単価は同0.3%増となった。
9月は、月の初めは気温の低下に伴い、秋物商品を中心に好調に推移したが、中旬以降の気温の上昇に伴い、販売に苦戦したという。
9月の出店は7店舗、退店は9店舗。新型コロナウイルス感染症の影響による、9月末時点の臨時休業店舗は6店舗、時間短縮営業を行っていた店舗は56店舗。これらの臨時休業や営業時間短縮した店舗は、既存店、直営店から除外せず算出している。