ASUSとNoctuaは10月5日、Noctuaがグラフィックスカード向けに共同設計した冷却システムを採用するグラフィックスカード「ASUS GeForce RTX 3070 Noctua Edition」をグローバル向けに発表した。日本国内向けの取り扱いについては未定。
NVIDIA GeForce RTX 3070を搭載し、ファンやヒートシンクの製造で知られるNoctuaと共同開発した大規模な冷却システムを組み合わせるグラフィックスカード。ファンには「NF-A12x25」を採用し、これにあわせて開発された専用のGPUヒートシンクを搭載。中速回転時に15dB、最大回転時で9dBという大幅な静音化を実現したとしており、24度以下の室温では全開で動作してもほとんどファン音が聞こえないという。
製品は通常モデルとOCモデルの2製品用意され、共通する主な仕様としてバスインタフェースはPCIe 4.0 x16、GPUメモリはGDDR6 8GB、メモリインタフェースは256bit、メモリ速度は14Gbps。映像出力端子にHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4a×3を備え、4画面での同時出力をサポートする。ブーストクロックは通常モデルが最大1,725MHz、OCモデルが1,815MHz。