エミライは、FiiO Electronicsのセミオープン型ユニバーサルイヤホン「FH5s」に新ケーブル「LC-RC」を同梱した「FH5s Pro」を、エミライ直販サイト販路限定で10月4日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は39,600円前後を見込む。
“ドラゴンの鱗”風のメッシュ開口部を備えたフェイスプレートを備え、低域・中域・高域を個別に調整できるスイッチを搭載し、8通りの音が楽しめるイヤホン「FH5s」(5月発売)のケーブルを変更したモデル。
FH5sには銀メッキ高純度単結晶銅線120芯を4本編みしたMMCXケーブルが付属するが、FH5s Proでは銀メッキ高純度単結晶銅線計152本を導体に採用し、芯線19本を8本編みしたMMCXケーブル「LC-RC」(単品:9,900円前後)を同梱する。2.5/3.5/4.4mmの3種類のプラグを選んで付け替えられる点は同じだ。
ケーブル以外の製品仕様はFH5sと共通。高域用にKnowles製のデュアルタイプのバランスド・アーマチュア(BA)ユニット「TWFK-30017」、中域用に6mm径、低域用に12mm径のダイナミック型ドライバーを各1基備える2BA+2DDアーキテクチャー(3ウェイ4ドライバー構成)を採用。低域と中域をスムーズにつないで広い周波数帯域をカバーし、「広大なサウンドステージ」を実現するという。
再生周波数帯域は10Hz~40kHzでハイレゾ再生に対応。感度は106dB/mW、最大入力は100mW、インピーダンスは40Ω@1kHz。重さは片側8.8g。イヤーピースは、シリコンタイプとフォームタイプ、フランジタイプを同梱。MMCXアシストツール、クリーニングブラシ、キャリングケースも付属する。