米Appleは10月1日(現地時間)、iOS 15のアップデート「iOS 15.0.1」をリリースした。iPhone 13シリーズで「Apple Watchでロック解除」が機能しないことがある問題を修正する。

マスクを着用した状態で、顔認証のFace IDを使ってiPhoneのロックを解除しようとするとパスコードの入力が求められる。「Apple Watchでロック解除」は、パスコードが設定されていて「手首検出」が有効になっているApple Watchを組み合わせて、Face IDでiPhoneのロックを解除できるようにする機能。Apple Watchを装着していたら、マスク着用時でもiPhoneを持ち上げて覗き込むだけでロックを解除できる。ところが、iPhone 13シリーズ(9月24日発売)を使用し始めたユーザーから「Apple Watchでロック解除」が機能しないという報告が続き、Appleは対応を約束していた。

アップデートで新機能の追加はなく、ほかには「空き容量がわずかです」というストレージに関する警告が「設定」アプリに誤って表示される問題と、一部のFitness+ユーザーのApple Watchで音声メディテーションが予期せず始まってしまう問題を修正する。