JR九州は、車内でスイーツコースを楽しめる列車として運行してきた「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」について、11月13日からコース料理を満喫できる列車として運行すると発表した。運行ルートも博多～由布院間に変更される。

  • 「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」(2018年1月の試乗会にて撮影)

料理の監修は、引き続き東京・南青山「NARISAWA」のオーナーシェフ、成澤由浩氏が担当。「極上の“食・時・おもてなし”を味わう幻の列車。」をコンセプトに、九州の厳選した旬の食材を用いた本格的なコース料理を提供する。ドリンクメニューも福岡県・大分県中心のドリンクに変更し、沿線の魅力を発信する。

運行ルートは博多～由布院間に変更され、風光明媚な久大本線の景色とともに、成澤シェフの料理が楽しめるコースとした。金～日曜日と祝日に1日2本(1往復)を運行する。運行時刻は、金・土・月曜と祝日の午前便が博多駅11時12分頃発・由布院駅14時7分頃着、午後便が由布院駅14時44分頃発・博多駅17時31分頃着、日曜日の午前便が博多駅9時0分頃発・由布院駅13時16分頃着、午後便が由布院駅13時47分頃発・博多駅17時43分頃着。往路または復路で特急「ゆふいんの森」を利用し、日帰り旅行を楽しむこともできる。

  • 「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」の車内(2018年1月の試乗会にて撮影)

JR九州の企画・実施分は、10月1日から「或る列車」専用サイト、JR九州トラベルデスク、駅旅行の窓口などで申込み受付を開始した。旅行代金は2万9,000～4万1,000円。全国のおもな旅行会社でも、旅行会社の企画・実施分を発売する。