ロッテは9月30日、「たばこに関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月16日〜20日、20代以上の男女608名(喫煙者215名、禁煙者198名、非喫煙者195名)を対象にインターネットで行われた。
喫煙者215名に対し、コロナ感染拡大前と比較して、たばこの本数が増えたかと聞いたところ、30.2%が「増えた」と回答した一方で、63.7%が「かわらない」と回答。また、「たばこをやめたいですか?」と聞くと、62.3%が「いますぐにやめたい」(13.0%)あるいは「いつかはやめたい」(49.3%)と考えていることがわかった。
たばこをやめたい理由としては「自身の健康のため」(57.5%)が最も多く、次いで「2021年10月からたばこ税が増税されるから」(46.3%)、「経済的な理由のため」(43.3%)、「たばこが吸える場所が減ってきたから」(40.3%)と続く結果に。
さらに、「たばこが吸えない環境下で、口さみしさの解消のためにどのようなことをしていますか?」と質問したところ、「飲み物を飲む」(31.2%)、「スマホをいじる」(27.9%)、「ガムを噛む」(25.1%)という人が多く、「特に何もしない」という人は28.8%だった。
次に、喫煙者が同居家族にいる非喫煙者195名に対し、同居家族にたばこをやめて欲しいかを尋ねたところ、71.8%が「やめてほしい」と回答。理由を尋ねると、「喫煙者の健康のため」(73.6%)や「臭いが気になるから」(72.9%)、「ご自身や家族の健康のため」(64.3%)が上位に並んだ。
次に、たばこをやめた禁煙者198名を対象に、たばこをやめた理由を尋ねたところ、「自身の健康のため」(59.1%)が圧倒的多数に。次いで「身近な人の健康のため」(22.2%)、「周囲からやめるように言われたから」(17.2%)と続き、健康のことを気遣ってたばこをやめた人が多いことが明らかに。
また、「経済的な理由のため」(17.2%)や「過去のたばこ税の増税を機に」(12.6%)など、経済的な理由をあげた人も多く見受けられた。