アイドルグループのA.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)と落語家の三遊亭円楽が出演する、森永製菓「板チョコアイス」のWEB動画「アイス噺家Z編」が4日より、特設ホームページおよび森永製菓公式SNSで公開される。
今回のWEB動画では、噺家に扮するA.B.C-Zと、メンバーを導く落語の師匠役として円楽が登場。古典落語の名作「まんじゅうこわい」を下敷きに、なぜか「板チョコアイスが怖い」という塚田の不思議な言動を巡って、現実と仮想の世界が目まぐるしく交錯する創作小噺が展開する。
円楽から出されたお題にA.B.C-Zが答える大喜利のシーンの撮影で、その場の状況に応じて、アイドルらしいクールなポージングや、バラエティー番組などで磨かれたコミカルなリアクションを次々と披露していたメンバーたち。笑いあり、拍手喝采ありと、現場は大いに盛り上がった。そして、メンバーそれぞれの魅力を存分に引き出し、時には厳しく、時にはユーモアを交えながら、絶妙の間合いでフォローしていた円楽。生き生きとした表情で大喜利を楽しむA.B.C-Zを、やさしく温かい眼差しで見守っていた。
また、A.B.C-Zが「板チョコアイスとかけて何と解く」という謎掛けに挑むシーンでは、椅子に腰掛けていた前半の大喜利の時と違って、この場面は終始、全員が座布団に正座したまま答えるスタイルで撮影。日常生活であまり正座をすることがないというメンバーたちは、円楽が実はその直前、自身が単独出演するシーンの撮影で、1時間以上も正座しっぱなしだったと聞き、「えーっ!?」と驚愕の表情を浮かべた。そこで円楽が自らも普段の高座などでさりげなく実践しているという、足が痺れにくい方法を伝授。その甲斐あって、謎掛け中はメンバーから一人も脱落者(?)を出すことなく、最後までスムーズに進行した。
落語界の大師匠の前での謎掛けということで、A.B.C-Zにもかなり緊張が見られた本番前。ところが、「板チョコアイス〜」というセリフを、円楽が「イタコチョアイス」と言い間違えてしまい、まさかのNGを連発。円楽の頭の中には、昭和の大ヒット歌謡曲「潮来花嫁さん」 のフレーズが染みついていたらしく、「潮来の花嫁さん〜っと、なんかスイッチ入っちゃったなぁ」と苦笑いを浮かべる。思いがけない展開で現場の空気が和み、少しだけ肩の力が抜けた様子のメンバーたち。円楽も再び本番モードに切り替えると、それ以降は抜群のリーダーシップを発揮し、回答役の塚田をはじめとするメンバーたちとの息の合った掛け合いで、OKテイクを連発していた。
■A.B.C-Zインタビュー
――撮影の感想をお聞かせください。
河合:塚ちゃんだけでしょ、3年連続で「板チョコアイス」の動画に出るのは。
塚田:そうだね。第1弾がお芝居のアイスアクター、第2弾がアイスサスペンス。そして、今回が大喜利だったんですけど、すごく明るく楽しい内容で、男女問わず世代も関係なく、たくさんの方々に見ていただきたいと思います。
――大喜利のシーンはいかがでしたか?
河合:まず、円楽師匠の前で大喜利をするっていうね。
五関:緊張するよね。
河合:ものすごいプレッシャーの中で。
橋本:果たして大喜利なのかという不安は、ちょっとありますけど。
河合:そうだよね。本場の方に聞いていただくと。でも、精一杯やらせていただきました。
――動画の見どころは?
戸塚:やっぱり塚田さんですね。「板チョコアイス」のことを、ずーっと怖がってるんですよ。
河合:怖がってたねぇ。
戸塚:3年連続で出ている塚田くんが、そんなに怖がるのは何でだろうって。
河合:一番好きなはずなのにね。
塚田:そう。それほど向き合って、一周しちゃったんだよ。俺にこの役が務まるのかって。
河合:はいはいはい。
戸塚:いやもう、見事でしたね。
河合:迫真の演技。
戸塚:日本アカデミーの主演男優賞にノミネートされる演技でしたよ。
五関:怖がる役で。
塚田:狙いたいですね(笑)。
――円楽師匠との共演はいかがでしたか? 現場の雰囲気や印象に残っているエピソードがありましたらお聞かせください。
五関:塚田が円楽師匠に、「いつも何時間ぐらい正座されるんですか?」とお聞きしていて。
河合:撮影の合間にね。
五関:僕らはあまり正座する機会がないので、結構早い段階で足がしびれちゃったんですよ。
河合:たしかに。
五関:なので、ごまかす方法を伺ったら、「実は僕たちも何か喋りながら、いろいろ体勢を整えたりしてやってるんだよ」と。そのエピソードが印象的でした。
河合:びっくりしました。長い時で、1時間ぐらい正座しているとか。
塚田:お話に集中していて、足の痛みなんて吹き飛んじゃうみたいなんですよね。
河合:でも、最後終わって、後ろにはけていく時の段差はすごい気をつけていると仰っていました。そこでみんな転んじゃいそうになるからって。その裏話を聞けました。
――「チョコたっぷり」が魅力の「板チョコアイス」ですが、 皆さんが堪能したい、または体験したい「○○たっぷり」がありましたらお聞かせください。
河合:僕はもう、たっぷりジャニーズに浸かりたいですね。今はカウントダウンライブとかも、みんなで集合できないんですよ。以前は、ステージ裏の衣装を着替える場所が、ジャニーズのタレントさんであふれかえるんですよ。そこを、自分が出番じゃない時にうろうろするのが好きで。
――そういった場所で皆さんのことをいろいろ観察されてるんですね。
河合:そうなんですよ。昨年はできなかったので、今年こそはたっぷりジャニーズを味わいたいですよね。
――そこでいろんなネタを仕入れると。
河合:ネタって言わないでください(笑)。
五関:いやもう、ネタだろう。
河合:ネタじゃない。エピソードトーク。
塚田:ちょっとイジってるところもあるもんね。
河合:イジってない。
五関:たぶん先輩も離れていくよ。
河合:俺の周りから? でも、ネタじゃないですから。かっこいいんです、皆さん。
塚田:僕は体のこととか気をつけていて、多少食事制限もしているんですけど、そういうのを取っ払って、「板チョコアイス」を朝から晩まで食べたいので、「板チョコアイス」たっぷりですね。 でも、食べ過ぎはよくないです。
戸塚:何でもそうですよね。いいものでも、摂取しすぎると良くないですから。
塚田:ちょっと1回目やってみたいなって。もう本当に好きなものしか食べない、みたいな。
河合:撮影の合間に、はっしーと話していたんですけど、「板チョコアイス」はチョコとバニラの割合が一番バランスいいよね。
橋本:いろんなチョコバニラアイスの中でも、「板チョコアイス」って本当にトップレベルのおいしさだと思うんですよ。この箱を見た瞬間に早く口に入れたいなっていうのがありましたね。
塚田:食べたくなっちゃうよね、見てると。
戸塚:ちょっと僕も1個、夢語っていいですか? これの、逆バージョンも食べてみたい。
河合:ああ!
戸塚:中がチョコで、外がバニラアイスでコーティングされてる。外側は白なんだけど、食べたら内側がチョコみたいな。
河合:ああ、逆。「逆板チョコアイス」ね。
戸塚:「逆板チョコアイス」。どうですか、これ。ちょっと食べてみたいなと思います。
橋本:ありなのかなぁ。
河合:また違うんじゃない。後からチョコの味が来るんじゃない。
戸塚:チョコの方が多くなるんですよ、だから。
河合:そういうことだよね。いいなぁ、それ食べてみたいな。
――A.B.C-Zの皆さんが新しいことにチャレンジする姿が話題となる「板チョコアイス」WEB 動画で すが、今後挑戦してみたいことは?
五関:今回の動画で、実は僕、一瞬だけひよこになるんですよ。なので、次回は、全員何かしら動物になるというのはどうですか?
河合:アニマル? じゃあ、あれ伏線なの?
五関:伏線。実は。
――次回の作品で、なぜひよこだったのか、伏線が回収されるわけですね。
五関:そういうことです。
河合:じゃあ、もうみんな動物スタートとか?
五関:そうです。僕は鶏です。
河合:大丈夫かな。
五関:大人の鶏。
河合:大人になってるんだ。
――その他に、何かチャレンジしたいものはありますか?
塚田:折り紙ですね。
戸塚:その心は?
塚田:やっぱ折り紙折れると、手先が器用みたいな感じじゃないですか。あと、この「板チョコアイス」の箱とかで、何か「板チョコアイス」アートみたいなのも面白そうじゃないですか。
戸塚:おいおい、プラン変わったな(笑)。
河合:折り紙、関係ねー。
塚田:なんかアートにして、恐竜や飛行機を作ったりとか、できるのかなと思って。そういう技術があればの話ですけど。
河合:皆さん、お気づきですか? 塚田さんが全部、「板チョコアイス」を絡めて回答していることに。でも、絡めてはいるんですけど、話が全く絡み合ってないんですよね。全部無理やり。折り紙のくだり、何だったの(笑)?
塚田:折り紙、良くない?