米Microsoftは9月30日、ゲームサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass Ultimate」のメンバーシップ特典として、100以上のXbox Game PassタイトルをPCやスマートフォン、タブレットなどで楽しめる「Xbox Cloud Gaming」を日本で提供すると発表した。提供開始日は10月1日。
今回の発表は、東京ゲームショウ2021におけるMicrosoftのバーチャルステージ登壇に合わせたもの。Xbox Cloud Gamingは欧州や北米を始めとした海外ですでに展開しているが、このタイミングで日本だけでなく、オーストラリア、ブラジル、メキシコも提供国に追加され、合計26の国と地域で提供されることとなる。
Xbox Game Pass Ultimateは、AndroidやiOSを搭載するモバイルデバイスや、コンソール、PCでクラウドゲームが楽しめるサービス。ゲーム自体はクラウドサーバで動かし、映像のみをXbox Game Passアプリなどを通じてデバイス側にストリーミングする。本来PCやコンソールで動かす負荷の高いゲームが、自分のスマートフォンやタブレットで動かせることが魅力だ。ただし仕組み上、ある程度高速なインターネット回線が必要となり、Xboxのサポートサイトによると例えばAndroidデバイスの場合で7Mbps以上、iPhoneの場合で10Mbps以上の速度が必要とされている。
Xbox Game Pass Ultimateの利用はサブスクリプションで、料金は月額1,100円(初月は100円)。サブスクリプションは停止処理をしない限り自動で継続される。このほか、PCのみ対象のXbox Game Pass for PC、コンソールのみ対象のXbox Game Pass for Consoleがそれぞれ月額850円で提供される。