エン・ジャパンは9月29日、「派遣で働くきっかけ」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は7月8日~8月31日、同社運営の派遣情報サイト「エン派遣」に登録する派遣就業経験者1,997名を対象にインターネットで行われた。
派遣で働くことに興味を持ったきっかけを教えてもらったところ、「仕事内容を選ぶため」(36%)、「アルバイトやパートより時給が良かった」(34%)、「休日・休暇など働き方を変えるため」(30%)が上位に。具体的なコメントをみると、未経験から応募ができる点や職種チェンジがない点が派遣で働くことへの興味に繋がったよう。
続いて、「初めての派遣の仕事探し(就業前)で驚いたことはありましたか?」と尋ねたところ、39%が「あった」と回答。具体的に聞くと、ポジティブな面としては「時給が高い」(58%)、「未経験から就ける仕事が多い」(41%)、「すぐに仕事が決まった」(40%)が上位に。
一方、ネガティブな面としては、「応募時に就業先の社名がわからないことが多い」(38%)、「同一の組織では最長3年しか働けない」(34%)、「人気の求人はすぐに応募を締め切ってしまう」(28%)が上位にあがった。
次に、「派遣で働いてみて良かったことは何ですか?」と質問したところ、「希望の勤務地・曜日・時間で働けた」が最も多く57%。次いで「すぐに仕事に就けた」(45%)、「時給が高く効率的に稼げた」(39%)と続いた。
また、「派遣の仕事はどんな人に向いていると思いますか?」と聞くと、「いろんな仕事を体験してみたい人」(64%)、「働ける時間・期間・曜日に制約がある人」(57%)、「副業・Wワークがしたい人」(45%)が上位となった。