あらゆるジャンルの飲食店がひしめき合う、渋谷の街。若者が多く行き交うこともあり、リーズナブルな焼肉店も多い。そんな渋谷の真ん中で、カジュアル&リッチをコンセプトとしたオトナの焼肉店「にくTATSU 渋谷店」がオープンした。
全室完全個室の焼き肉店でモダンなひとときを
「にくTATSU 渋谷店」は、個室焼肉店『にくTATSU』を展開するSEPが青山本店、銀座店に続き2021年9月1日(水)に3号店としてオープンした焼肉店。日本三大和牛の1つ「近江うし」にこだわったメニューを全室完全個室で味わえるのが特長だ。
お店の場所は渋谷駅ハチ公口から徒歩5分ほど、渋谷PARCOやタワーレコード渋谷店などがある神南エリア。渋谷の中心にありながら、周辺は比較的落ち着いている感じ。店内はモダンな雰囲気が漂う完全個室で12室、51席となっており、シーンに応じてパーテーションを収納してつなげることができる部屋もあり。おしゃれな照明も相まって、食べる前からすでにとても気分がいい。
肉のうまみたっぷり! コースの前菜メニューを賞味
メニューは単品の他、3種類のコース(7,000円、8,500円、10,000円)が用意されている。今回は、にくTATSUで最上級のスペシャルコースだという10,000円コースをいただいた。新鮮でドレッシングも美味しいサラダや本格派の「キムチとナムルの5種盛り」に続いて出てきた「本日の前菜2種」は、「近江うし入り春巻き」と「焼肉屋のだし巻」。
こちらは渋谷店だけのメニューとのこと。春巻きは、香ばしい皮と肉の旨みがありちょっと甘みがある。近江うしのだしを使っているだし巻きも絶妙な塩加減で上品な味。続いて「サーロインの炙り寿司」。
口に入れると、肉がとろける!ちゃんと酢飯で寿司の美味しさもありさっぱりしているのがイイ。序盤から近江うしの美味しさに感激だ。また、「にくTATSUユッケ」は塩とタレの2種類があり、新鮮なのはもちろん、それぞれがしっかりと肉のまろやかな旨味を引き出していて美味しい。
こだわりの「近江うし」をいざ実食
焼肉は「塩もの」として、「サーロインステーキ」「極上ハラミ」「極上タン塩」から登場。
レアに焼いたサーロインにわさびと塩をちょっとずつ乗せた食べたら、ジュワっと口の中に近江うしの上質な脂が沁みだしてきてもう極上の美味しさ。良い肉はやっぱり塩と合わせるのが一番良い気がする。
と言いつつ、続いての「極上ロース焼きすき~一口ご飯を添えて~」は、卵とタレで食べるすき焼き風で、卵黄のまろやかさと肉の旨みが合わさってこれまた絶品。「タレもの」の「上カルビ」「上ロース」「ホルモン」はさらに肉の食感と旨味、食べ応えあり。塩でも、タレでもやっぱり最高の和牛はなにしろ美味しい。
さらに、驚かされたのが「やわらかタンカツサンド」。とんかつサンドなら食べたことあるけれど、タンカツ!?食べてみると、とてつもなく柔らかくてジューシー、ボリュームも満点でたまらない美味さだった。
タンの上質な部分を8~10時間煮込んで作っているのだとか。こちらは10,000円コースのみに入っているが、単品では2切れで2,200円なので、結構お得。本当にこれまで食べた全カツサンドの中で一番美味いといっても過言ではない。これは是非一度食べてもらいたい。贅沢なコースのシメは「ひとくちTATSU冷麺」。モチモチ、ツルツルで喉越しが抜群。最後はデザートでコースは終了。ごちそうさまでした!
おしゃれで落ち着いた雰囲気の個室でゆったりと食べる極上の近江うしの味が最高なのはもちろん、店舗スタッフさんたちのサービスが行き届いていて、とても気分よく食事ができた。これなら、デートや友だちや家族との食事だけでなく、接待や打ち合わせを兼ねた食事会等、ビジネスシーンにも使えそうだ。まだまだ大勢で集まるのはむずかしいご時世だが、ランチタイムもあるのでまずは気軽に足を運んでみてほしい。きっと味とサービスに納得するはず。
●information
にくTATSU 渋谷店
東京都渋谷区神南1-20-15 神南101ビル1F
営業時間:11:30~23:00(ランチL.O. 14:30 / ディナーL.O. 22:30)
休:不定休