リクルートは9月28日、「白髪・グレイヘアに関する意識調査2021」の結果を発表した。調査は7月16日〜19日、白髪染めをしており、かつヘアサロンを3カ月に1回以上利用している20〜69歳の男女1,034名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、白髪が気になりだした年齢は、男性37.9歳、女性41.1歳。白髪の染め方では、男女ともブラックや濃いブラウンなど「白髪を隠す」色味が主流ではあるものの、直近3年の推移を見ると減少傾向にあり、一方、「白髪をぼかす・なじませる」カラーや、バレイヤージュ・ハイライトといった「白髪を生かす」デザインの需要が上昇傾向にあることがわかった。
白髪染めの手段について聴取したところ、男性は「自宅で市販品で白髪染め・おしゃれ染め」(66.9%)、女性は「美容室・理容室で白髪染め・おしゃれ染め」(72.1%)が1位に。そこで、白髪染め1回あたりにかけてもよいと思う金額について聞いたところ、理美容室・専門サロンでは男性平均2,000円強、女性では平均3,000〜4,000円程度と、直近3年でいずれも上昇傾向となった。
続いて、「グレイヘア」という言葉に対する認知度を調べたところ、男性77.5%、女性91.3%と高い結果に。グレイヘアがすてきだと思う芸能人を聞くと、男性有名人では1位「吉川晃司」、2位「岩城滉一」、3位「舘ひろし」、女性有名人では、1位「近藤サト」、2位「草笛光子」、3位「中尾ミエ」となった。