フリーアナウンサー・女優の田中みな実が、フジテレビ系月9ドラマ『ラジエーションハウスII ~放射線科の診断レポート~』(10月4日スタート、毎週月曜21:00~)の初回にゲスト出演することが29日、明らかになった。
田中が演じるのは、天才バイオリニスト・宝生真凛。コンサートの開催を発表すれば、チケットは即完売。この日のコンサートでも、美しい音色を奏でていた真凛だったが、突如ステージ上で倒れ込んでしまう。騒然となる音楽ホール。すぐさま甘春総合病院に運ばれるが、どの検査でも異常を見つけることができない。しかし一方で、真凛の左手の力はどんどん失われていき、もう二度と演奏できなくなるのではないかと、引退報道までささやかれてしまうことに。真凛の身に一体何が…。
田中のコメントは、以下の通り。
――天才バイオリニスト役を演じるにあたって
最初、どの程度バイオリンを弾ける状態が望ましいのだろう…と不安でした。
――楽器の経験は?
子供の頃にピアノ、バイオリン、クラリネットを習っていたのですが、“やらされていた”感覚で、決して好きではなかったんです。特に苦手だったバイオリンにここでまた挑戦することになろうとは。役者の仕事はおもしろいなと感じました。
――バイオリンの腕前は?
安定した音を出すだけで難しい楽器なので、かなり苦労しました。実際にヴァイオリンをやられている方々も今作をご覧になるかもしれないので、不自然にみえないように練習を重ねました」
――“月9”という枠のイメージは?
今も昔もドラマを見るのが大好きで、“月9”は欠かさず見ています!私が学生の頃の“月9”はラブストーリーが多かった気がします。“木村拓哉さんが出ている”のが“月9”というイメージもありました。特に、『HERO』第1期(2001年1月期)は強く記憶に残っています。『プライド』(2004年1月期)や『エンジン』(2005年4月期)も大好きで繰り返し見ていました。
――そんなテレビで見ていた“月9”に初出演することについて
ドラマ好きにとって、“月9”はある種のブランドみたいなところがあって、そんな枠に出演することができて、とてもうれしく思います。両親はきっと「月9に出るのー!?」って喜んでくれると思います。親孝行になりました!
――女優としての今後の目標は?
目標を掲げられるレベルにも達していなくて…。与えていただいた目の前のお仕事を1つ1つ着実にやっていけたらと思っています。やっていくうちに、何かしらの目標が見つかるのかもしれません。
――視聴者へのメッセージ
数ある医療ドラマがある中でも、『ラジエーションハウス』は、明るく、テンポがよくて、それでいて心がじわっと温かくなるような、そんな作品だと思っています。放射線技師の視点というものもまた興味深く、ラジエーションハウスの横並びの席で繰り広げられるみなさんの軽快なやりとりが可笑(おか)しくて大好きです。一視聴者として、シーズン2を心待ちにしていたので、前作からのファンも、見たことがないという方も、ぜひご覧ください!
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