12人の映像監督による12本の短編映画製作プロジェクト『DIVOC-12』(10月1日公開)の映像が10日、公開された。
同プロジェクトは、ソニーグループが新型コロナウイルス感染症により世界各国で影響を受けている人々を支援するために設立した「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」を活用した支援プロジェクト。藤井道人監督チーム(テーマ:成長への気づき 志自岐希生監督、林田浩川監督、廣賢一郎監督)、上田慎一郎監督チーム(テーマ:感触 ふくだみゆき監督、中元雄監督、エバンズ未夜子監督)、三島有紀子監督チーム(テーマ:共有 山嵜晋平監督、齋藤栄美監督、加藤拓人監督)と3チームに分かれた12人のクリエイターたちが作品を制作していく。
この度公開されたのは、上田監督チームの一員である中元雄監督&主演・清野菜名による『死霊軍団 怒りのDIY』の冒頭映像。12本のオリジナル作品の中でもひと際個性を放つ同作には、往年のカンフー映画やゾンビ映画への映画愛がふんだんに詰め込まれ、清野自身も取材などで度々「いつかゾンビ映画でゾンビたちと戦ってみたかった!」と念願が叶った作品となっている。
『キングダム』(19年)、『今際の国のアリス』(20年)のアクション監督を務めた下村勇二や、同じく『キングダム』(19年)でキャラクター特殊メイクデザインを担当した藤原カクセイなど、日本が誇る一流スタッフが参加する本作で清野は数々のアクションを披露し、冒頭からブルース・リーばりの気合で不良たちを蹴散らす。最後にはゾンビたちがホームセンターに近づいてくるシーンもあり、マリとゾンビがどんな戦いを繰り広げるのか、注目となっている。さらに、バイト仲間のサイトー(高橋文哉)と一緒にホームセンターで販売されているテントへ隠れゾンビの脅威から身を守るシーンなどの場面写真も公開された。
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