俳優の向井理が27日、都内で行われたフジコーの空気消臭除菌装置「ブルーデオ」新CM発表会に出席した。
空気清浄機などを手掛けているフジコーは、新しい技術「光除菌」を使った空気消臭除菌装置「ブルーデオ」の発売に伴い、向井理を起用した新CM「ブルーデオ 光除菌」編を10月1日より全国で放映開始。空気中に潜む菌やウイルスが可視化した空間に置かれた同商品に吸い込まれ、「そんな見えない敵と戦う空気清浄機の新技術」というセリフを発して登場する向井の周りに青い光線が張りめぐらすなど同商品の魅力を訴求している。
CMで着用したというスーツ姿で会場に登場した向井は「10年ぐらい前に日本の技術を紹介する番組にナレーターとして出演したんですが、その時にこの機械だったので、そのご縁でずっと使っていました。個人的に小さなご縁でしたが、それを覚えていてくださって今回も起用していただき、普通に仕事が決まる以上にご縁を感じたのでうれしかったです」と満足げ。CMについては「撮影はCGが入るというか現場とは違うモノになると思いましたが、空気清浄機の爽やかな白いイメージとは違って先鋭的に光と影を使いました。ウイルスを攻撃していくものだったので、普通の空気清浄機とは違う方向性だと思いましたね」とこれまでの空気清浄機とはイメージが異なるといい、「これからの時代になくてはならないものだと思っていますので、知っていただいて実際にご使用されて気持ちが軽くなっていただけたらと思います」とアピールした。
向井は現在、劇団☆新感線"いのうえ歌舞伎"『狐晴明九尾狩』に出演中。「"☆新感線"と検索すると"辛い"って出てくるぐらい非常に辛い演目なんです。1日2回やると人が倒れるぐらいなので、昼と夜の間のどんよりとした楽屋の空気を変えたいですね(笑)」とハードな時間を過ごしているといい、「天気なのに曇りなのかな?というぐらいどんよりしているので、あの空気はなかなか味わえないです」と貴重な体験をしているとか。今年の夏は同舞台の稽古で大忙しだったそうで、「コロナ対策で稽古時間を減らしたり稽古も1時間に1回換気をしながらやっていたので普通より稽古が伸びました。稽古場からコロナ対策をしっかりみんなとやってきたので、そういう意味ではコロナ漬けの夏だったと思います」と話していた。