万城食品は9月24日、「男性の家事・料理意識についてのアンケート」の結果を発表した。調査は9月16日~17日、男性300名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、何かしらの家事を担当している男性は9割以上。負荷が大きい家事を聞いたところ「料理」(50.7%)と「掃除」(44.2%)に回答が集中。また、最も時間がかかる家事でも「料理」(55.1%)が最多となり、次いで「掃除」(48.9%)、「洗濯」(30.8%)と続いた。
そこで、男性が「料理」に費やす時間(献立づくりや買い物などを含む)を調べたところ、平均にすると平日「48.2分」、休日「58.3分」という結果に。また、53.7%の男性が「料理が好きな方」、45.6%が「積極的に料理がしたい」と回答し、男性の多くが料理に対して苦手意識を抱きつつも、もっと料理をしたいと思っていることがわかった。
続いて、もっと料理をしたいと思っていても、なかなかできない理由を聞いたところ、多い順に「時間がない」(45.3%)、「レパートリーが少ない」(37.2%)、「料理の腕前に自信がない」(30.7%)、「何を作ったらいいか分からない」(22.6%)という結果に。
また、よく作る料理を聞くと、「肉」(65.3%)もしくは「野菜」(59.4%)をメインにした料理が多く、一方、苦手な料理としては、断トツで「魚」(46.0%)をメインにした料理であることが判明。さらに、普段の調理方法は「炒めもの」(69.0%)や「焼きもの」(54.8%)が多く、苦手な調理方法については「揚げ物」(36.0%)が最多となった。
次に、既婚男性の家事・調理事情について調査したところ、家事を3割以上担っていると回答した人は35.6%にとどまり、ほとんどの家事をパートナーに頼っていることが明らかに。しかし一方で、もっと家事を担いたいと思っている男性も多く、中でも約4人に1人が「料理」(25.9%)を担いたいと回答した。