楽天グループ株式会社が運営するフリマアプリの楽天「ラクマ」は9月24日、「トレーディングカード」人気実態調査の結果を発表した。同調査は2020年8月1日~2021年7月31日、「トレーディングカード」を出品または購入したユーザー8,774名を対象に、インターネットで実施した。
楽天「ラクマ」では現在、「トレーディングカード」の取り引きが拡大しているという。主に20~30代の男性が取り引きをけん引しているとのこと。
トレカを楽しむようになったきっかけについて尋ねたところ、最も多い回答が「子供の頃に好きだったキャラクターに、近年再びハマったから」(40.4%)だった。
最も好きなカードのブランドを一つ答えてもらったところ、1位は「ポケモン」(45.5%)、2位は「遊戯王」(22.2%)、3位は「ドラゴンボール」(6.8%)だった。20~30代男性が幼少期から親しんでいたキャラクターの「トレーディングカード」の人気があることがわかった。
トレカにお金を使うようになった理由を聞くと、最も多い回答が「子供の頃より経済力が付いて、お金を自由に使えるようになったから」(50.7%)だった。ポケットモンスターや遊戯王などのキャラクターが好きだった子供が大人になり、これらのカードを自分のお金で「大人買い」できるようになったことが、楽天「ラクマ」で取り引きが活性化している理由の一つと考えられるという。
楽天「ラクマ」でトレカを購入したことがある人に、「ラクマ」でトレカを買う理由を尋ねたところ、最も多い回答が「特定のカードを指名買いできるから」(64.9%)だった。次いで「カードショップへ行く時間が省けるから」(48.1%)、「品数が多いから」(29.5%)となっている。
トレーディングカードを楽天「ラクマ」で売ったことがある人に、「ラクマ」で売りやすい理由について聞くと、「薄いので、配送料が安く済むから」(64.6%)が最も多く、「オンラインで売り買いできるから」(50.1%)、3位は「かさばらないので、すぐに売れなくても(在庫を持っていても)保管に困らないから」(34.8%)が続いた。
コロナ禍で、トレカの遊び方に変化があったか尋ねると、73.6%が「とくにない」と答えた。18.1%が「公式イベントやショップ主催の大会に参加する機会が減った」、11.5%が「オンライン(ZOOMなど)で対戦することが増えた」と答えている。