アスコムはこのほど、書籍『「働かないおじさん問題」のトリセツ』を発売した。著者はマンパワーグループ シニアコンサルタントの難波猛氏。価格は1,650円。
「働かないおじさん」の解決策を伝授
今、「真面目にコツコツ」働いてきたのに、「働かないおじさん」扱いされてしまう、「ニュータイプの働かないおじさん」が問題になっている。これは、DX・リモートワーク・コロナ禍などVUCAと呼ばれる急激な社会の変化に対応できなくなったり、会社が求める人材像から少しずつズレてきたりすることが主な原因とされる。
本書は、様々な業界で約2,000人の中高年キャリア開発を手掛けた著者が、心理学やキャリア論に基づいた「働かないおじさん問題」の解決策を紹介。「働かないおじさん」を元エース型、勘違い型、燃え尽き型、梯子外され型、Windows2000型の5タイプに分類し、アドラー心理学や心理的安全性、キャリア論のメソッドを駆使した、オリジナルの「フィードバック面談」で、おじさん本人が納得のうえ、自ら前向きに働き出すための方法論を提唱する。
著者の難波猛氏は1974年生まれ。早稲田大学卒業後、出版社、求人広告代理店を経て2007年より現職。人員施策プロジェクトにおけるコンサルティング・管理者トレーニング・キャリア研修等を100社以上担当し、官公庁事業におけるプロジェクト責任者も歴任している。