長引くコロナ禍で、マスクが手放せない日々が1年半以上続いていますね。なかでも多くの人が身に付けているのが「不織布マスク」ではないでしょうか。この不織布マスク、感染症対策だけでなく、ほかにも意外な活用法があるって知ってましたか?
不織布マスクを使ったライフハックを撮った、かれっくすさん(@Carex_minima)の投稿が大きな反響を呼んでいます。
コロナ禍ライフハック。
ひっつき虫、不織布マスクでよく取れる!
面白いので、お試しあれ~(@Carex_minimaより引用)
草むらを歩くと、気づけばびっしりついてくるひっつき虫。取るのは結構面倒ですよね。不織布のマスクを持って……
ひっつき虫がついた足元をなでます。
靴にもついていたので、不織布マスクでなでます。
こんなに簡単に取れました!
コロナ禍ライフハック。
— かれっくす (@Carex_minima) September 15, 2021
ひっつき虫、不織布マスクでよく取れる!
面白いので、お試しあれ〜 pic.twitter.com/vjSuDrRnHf
このライフハック、不織布マスクだけではなく、同じ素材を使ったウェットティッシュでもひっつき虫がよく取れるのだそう。
コンビニとかでもらえる不織布ウェットティッシュでも取れますよー。
— かれっくす (@Carex_minima) September 15, 2021
「ひっつき虫」の本名はアレチヌスビトハギ。豆の仲間で、鞘の表面がマジックテープの要領で張り付くんです。
他の種類の「ひっつき虫」であるオナモミやセンダングサには効率良くないんで、ご了承ください。 https://t.co/8UgCDhIOzK
これから秋が深まってくると、「ひっつき虫」に遭遇する機会が増えるはず。なおこのライフハックは、マメ科の「アレチヌスビトハギ」に有効だそう。
リプライや引用リツイートでは、「その手があったのか!」「草刈りの後、よくこれついて困ってた、ありがとう、試してみます」といった驚きの声や喜びの声のほか、「もっと早く知りたかったわ……」「めっっちゃくちゃ有益な情報!! 今まで泣きながらチマチマとってたよー」など、「もっと早く知りたかった」というコメントが多数寄せられていました。
お子さんと外で遊ぶ機会のある方や犬の散歩をする方、キャンプを楽しむ方にとっては、「朗報」以外の何物でもありませんね。
このツイートをした「かれっくす」さんに投稿の経緯をうかがいました。
「ひっつき虫、不織布マスクでよく取れる!」、投稿者に聞いてみた
――今回のアイデア、気づかれたきっかけは?
2年前、釣り好きの上司から「ヌスビトハギはウェットティッシュでよく取れるよ。俺はわざわざ車に常備してるくらい」と教えてもらいました。このライフハックを動画で撮影したところ、いろんな方から反響をいただきました。
――「不織布マスク」というのは、意外な活用法ですね。
つい先日、私の趣味である水草撮影のために湖畔を歩いていると、ヌスビトハギが足に付いてしまいました。
車に戻ってウェットティッシュを探したところ、見つかりません。面倒だなあと思って手で取りながら、何か別の方法を探していて、ふと「口元のマスクが使えるんじゃないか」とひらめきました。ウェットティッシュとマスクは同じ不織布だからです。
――なるほど!そういう経緯だったのですね。
試しに使ってみると、案の定スルスルと取れていきます。「これは動画を撮らねば」と思い、左足はすでに取ってしまっていたので、右足とマスクの裏で撮影したのが、こちらの動画です。
なお、マスクにウイルスが付着しているかもしれないので、使用済みのものならば数日ストックしてウイルスが死滅したであろうタイミングでの使用をオススメします。
コロナ禍でマスク着用が当たり前になっている今、これほどまでに「不織布」が私たちにとって身近な存在になったことはなかったのではないでしょうか。
まずはウェットティッシュ、なければ不織布マスク。これからの季節、草むらを歩く機会が多い方は覚えておきたいライフハックですね。