PLAN-Bは9月21日、「わんちゃんの飼い主さんのマナー」に関する調査結果を発表した。調査期間は2021年9月3~4日、調査対象は10代以上の個人、有効回答は338人。

飼い主のマナーが悪いと思ったこと、1位「排泄物の後始末をしない」

犬の飼い主のマナーについて聞くと、91.1%が「悪いと思ったことがある」と回答。一方、「悪いと思ったことはない」は8.9%にとどまった。

「散歩編」飼い主のマナーが悪いと思ったことランキングの1位は「排泄物の後始末をしない」(248票)。2位の倍近い票を集めており、「8割以上の人がわんちゃんの排泄物の後始末についてマナーが悪いと思っているようだ」(同調査)。2位は「ノーリード散歩」(147票)、3位は「どこでも排泄させてしまう」・「わんちゃんの動きを制御しない」(各115票)だった。

「公共の場編」のランキング1位は「周りの人に配慮がない」(178票)。以下、2位「車内にわんちゃんだけを残している」(131票)、3位「人間の座る椅子にそのままわんちゃんを座らせる」・「交通機関の利用時にキャリーバッグやクレートに入れていない」(各91票)と続いた。

  • 【お散歩編】飼い主のマナーが悪いと思ったことランキング

【普段の生活・住居編】のランキングは、1位「敷地内にした排泄物をそのまま放置」(206票)、2位「敷地内で勝手に排泄させる」(147票)、3位「早朝や深夜に吠えさせたままでいる」(118票)と、排せつ物に関する項目が上位を占めた。

飼い犬同伴OK施設の飼い犬の利用については、「きちんとマナーを守れれば利用してもいいと思う」が73.1%に上った一方、「マナーが守れてもわんちゃんには利用してほしくない」人も1.8%いた。

飼い主に求めるマナーで特に多かったものは、「排泄物の処理」「リードをきちんとつける」「周りの人への配慮」などとなった。