2021年7月にJTから発売された新デバイス「Ploom X」。新しい加熱技術の搭載やスタイリッシュなデザインに惹かれ、いまちょうど購入を検討している人も多いのではないだろうか。ここでは実際に1カ月間、「Ploom X」を使い込んだ筆者がその魅力を紹介していこう。
新型デバイス「Ploom X」とは?
7月26日より先行発売がスタートし、8月17日より全国のコンビニエンスストア及びたばこ販売店等にて発売されたばかりのJTの新しい高温加熱式デバイス。
デバイスの表面にボタンを出さず、スタイリッシュな美しさと操作性に優れた”Nastro(ナストロ)”デザインの採用。また、加熱温度の緻密なコントロールに加え、空気の流れに着目した新発想の加熱技術“HEATFLOW(ヒートフロー)“を搭載し、同社の従来モデルに比べ、吸い応えが向上。さらにBluetooth機能を搭載しており、スマートフォンと接続することで、バッテリー残量の確認やデバイスロック機能などが利用できる。
まさにJTが総力を結集して開発した"次世代グローバルモデルの加熱式たばこ用デバイス"が、この「Ploom X」だ。
吸い応えが前モデルより格段にアップ
空気の流れに着目した新技術「HEATFLOW」を搭載し、同社の従来モデルに比べ、吸い応えが向上した。加熱温度が200度から295度にアップし、たばこスティックもこの「HEATFLOW」にマッチするようにブレンド。しかも喫煙時間も5分間とたっぷりたばこを愉しめる。
気になる吸い心地はというと、まずグッと喉にくるキックがいい。そして味がクリアでうまい。加熱式たばこは、独特なにおいや雑味が気になるデバイスも多いのだが、この「Ploom X」はとっても澄んだ味わい。個人的にはコレが一番の魅力だと思う。
正直、もっと吸い心地のキックが強いデバイスはほかにもあるのだが、「Ploom X」は純粋に味がうまいので、1カ月どころかずっと愛用したいデバイスと言える。
シンプルなデザインがカッコいい
スタイリッシュな美しさと操作性に優れた”Nastro(ナストロ)”デザインの、ナストロとはイタリア語でリボンの意味。リボンのように切れ目がない=なめらかなボディがコンセプトとなっている。
見た目の美しさだけでなく、持ったときのフィット感もいいし、ボタンがないミニマルなデザインの操作感も◎。また、軽くてコンパクトなのでスッとポケットに収められるのもうれしいところだ。
ちなみに着脱式のフロントパネルは、7色ラインナップ(別売)しており、自分好みの色合いにカスタマイズすることも可能。
前述の吸い応えと同様、シンプルだからこそ長く使っても飽きがこないデザインに仕上がっている。
+αの要素が魅力的
この「Ploom X」の魅力は、"+α"の部分にもある。まず、「Bluetoothに接続できる」こと。これはまだまだこれから発展していくことが予想できるが、現段階でも「デバイスロック機能」で加熱スタートができたり、最後に接続した場所が確認できたりと便利。
次にコスパ。価格は3980円で、2021年10月3日までキャンペーンで1980円と、次世代デバイスにもかかわらず、安い。しかもたばこスティックもメビウスが「540円」、キャメルが「500円」。長い目でみてもコスパがいいのはありがたい。
さらに「Ploom X CLUB」というウェブサービスも使える。会員には「プルーム・エックス」の使用状況や、「Ploom X フリートライアル」の紹介数に応じ、ステータスが付与される。しかもステータスに応じた特典や優待もあるので、活用しない手はない。
あともう一つは、「Ploom Shop」の存在。東京駅グランルーフ店をはじめ、銀座店や渋谷店、なんば店、天神店など、各地に11店舗が展開されているのだが(※記事掲載時の情報です)、ただデバイスの購入やメンテナンスができるだけでなく、カフェ利用も可能なのだ。しかも、なんとPloomユーザーならドリンク無料!(※会員登録が必要)
チープなドリンクではなく、質にこだわったこだわりのラインナップとなっているのもうれしい。ちなみに筆者はクラフトコーラを飲んだのだが、ふつーのカフェなら600円ぐらいはかかりそうな上質な一杯だった。お近くにショップがあるならば、ぜひ利用してもらいたい。
まとめ
吸い応えがいい、味がうまい、デザインがカッコいい、コスパがいい、あとショップがすごい。と、魅力が豊富な「Ploom X」。でも、これからたばこスティックの種類が増えたり、新しいデザインのものが発売されたりと、きっとまだまだ進化していくと思われる。加熱式たばこ選びにお悩みの人は、ぜひ「Ploom X」を候補のひとつに加えてほしい。