俳優で歌手の山下智久が、22日から全国で放送されるデジタルガレージの新CM「TOMIGAYA」編に出演する。CMには、山下が作詞を手掛けた「Vision」が採用されている。

  • デジタルガレージの新CMより山下智久

楽器やパソコン、キャビネット、ネオンサインなどで埋め尽くされた秘密基地のようなガレージに迷い込んだ山下のもとへ、ペンギン(=ファギン)が「よう! 相棒!」と登場する。ファギンが操作するパソコンの画面には「1993 TOMIGAYA」という年号と場所が。シャッターを開けると1993年に開設された日本初の個人ホームページ「富ヶ谷」がデザインされたサイバー空間が広がり、勢いよくダイブした山下とファギンは、宇宙を楽しく飛行する。デジタルガレージの社是である、天敵がいる海へ危険を顧みず最初に飛び込むペンギンの勇気=「ファーストペンギン・スピリット」を表現したCMだ。

サイバー空間へダイブするシーンではワイヤーアクションを採用。山下はハーネスで固定した両肩甲骨と両ももにワイヤーを結びつけ、約1.5メートルの高さで撮影に臨んだ。

山下のインタビューは以下の通り。

――相棒「ファギン」との共演について感想を教えてください。

実際の現場ではぬいぐるみのファギンがいたので、それがCGで命を吹き込まれていく過程とか、動いている姿をイメージしながら撮影していました。

――撮影で大変だったところ、面白かったところをお聞かせください。

宇宙空間に飛び込むシーンがあって、その時は宙吊りになって撮影したんですけど、それが肉体的に大変でしたね。かなりいい姿勢で空を飛ぶことができたと思うんですけど、翌朝起きたら背中がすごく筋肉痛になっていました(笑)。

――今回のCM楽曲は、どのようなイメージで作られたのでしょうか?

「これから始まる」など、事前にキーワードをいくつかいただき、毎日新しいスタートを切るとか、希望が感じられるような歌詞を心がけて書きました。音楽で力強さを表現するというテーマもいただいたので、共感しながら作れたかなと思います。